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「動労西日本」(本部情報)No.40

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http://dl.dropbox.com/u/20014389/honbujoho40.pdf

「動労西日本」(本部情報)No.40 '11.06.12発行

JR西日本は不当労働行為を謝罪し、不当解雇を撤回せよ!

JR西日本による、団結破壊を許すな!職場内ビラまき処分・遅刻重処分は、組合破壊の不当労働行為と認められた。青年労働者と団結して、闘う労働組合をよみがえらせよう!

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                   主文

 1、被申立人西日本旅客鉄道株式会社は、申立人国鉄西日本動力車労働組合に対して、次の文書を速やかに手交しなければならない。

                    記

                                             年 月 日

国鉄西日本動力車労働組合
執行委員長 大江照己 殿

                                   西日本旅客鉄道株式会社
                                 代表取締役社長 佐々木隆之

 当社が、貴組合所属の山田和広氏に対して、平成21年11月5日付け訓告処分(職場内ビラまき処分)を行ったことは労働組合法第7条第1号に、また、平成21年12月28日付けの戒告処分(遅刻重処分)を行ったことは同条第3号に該当する不当労働行為であると、岡山県労働委員会において認定されました。
 今後このような行為を繰り返さないようにいたします。

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 上記文書は、岡山県労働委員会が5月20日に発した「命令書」の主文である。我が動労西日本の山田和広副委員長に対して、繰り返されてきた、処分の乱発が、団結権を侵害し、組合の弱体化を狙う支配介入であり、労働組合法で禁じられている「不当労働行為」であると、認定された。
 JR西日本は、直ちに、不当労働行為を、動労西日本に謝罪すべきです。そして、上記主文のとおり、動労西日本の大江照己委員長に「謝罪文」を手渡すべきです。

(注)会社が、初審命令=岡山県労働委員会の命令、を不服として、再審査を中央労働委員会に申し立てても、その効力は停止されない。
~労働組合法第27条15

 しかし、岡山県労働委員会の命令は、このように処分の乱発は、不当労働行為としながら、それを理由に強行された、「雇い止め解雇」を正当とした。我々は断じて認められない。契約社員=非正規労働者は、首切り自由なのか?動労西日本は、中央労働委員会に、再審査申立を行った。契約社員制度撤廃まで闘います。

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国鉄闘争全国運動-6・5大集会
被災地をはじめ、全国から1780名が結集!

 6月5日、東京・日比谷公会堂において、「国鉄闘争全国運動6・5大集会」が開催され、1047名解雇撤回を闘う闘争団・争議団や東日本大震災の被災地労働者・市民、全国で解雇撤回や権力の弾圧と闘いぬく仲間たちなど1780名が結集し、1047名闘争を先頭にして、反失業ー反原発の大闘争で連合など既成の労働運動を打倒し、闘う労働組合を地域・職場につくりあげることを誓い合った。
 集会では、開会の挨拶を元国労九州本部書記長手嶋さんが行った。そして、呼びかけ人らの挨拶の後、動労千葉の田中委員長が訴えた。「4・9政治解決」以降、労働運動がなくなるのではないかと危機感を感じている。しかし、国鉄闘争大運動を呼びかけ、多くの人が賛同し、全国40箇所以上に支援する会や全国運動の組織ができた。一方、公務員労働者への賃金10%カットは、憲法停止状態と同じ攻撃だ。こうした中で大震災や原発への怒りが噴き出している。高円寺や渋谷でのデモは、非正規に対する怒りの爆発だ。もう一度原点に返って闘う労働組合を一から創り出していこう。労働組合が先頭に起てば必ず社会を変えることができるとの熱烈な訴えが行われた。
 集会後半の司会を、被災現地の常磐線を受け持つ動労水戸の石井委員長が行った。
 被災地から大挙駆けつけた仲間たちからは「復興キャンペーン」や福島原発への怒りが叩きつけられた。国労郡山工場支部の橋本書記長は、放射能レベルの高いところで、毎日仕事を強制させられている。JRに除染作業をさせないといけない。福島の人は我慢強くておとなしいと言わるが、もう声をあげないといけないと、JRの職場から被災地の仲間とともに闘うことを宣言。

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動労千葉争議団と和解を拒否して闘う国労闘争団員(6月5日、東京・日比谷公会堂)

 さらに、1047名解雇撤回の当該として、動労千葉争議団からは高石正博団長と中村仁君が発言し、JR石勝線の事故では、事故の責任は分割・民営化=JRにあることなどを徹底的に弾劾した。
 国労闘争団からは、秋田闘争団の小玉さんと鳥栖闘争団の石﨑さんが発言。
 解雇撤回を求める鉄道運輸機構裁判で、決定的な事実が暴かれた。この24年間一貫して労働委員会や訴訟圧殺の先兵をつとめてきた鉄道運輸機構側代理人らは、今問題となっている、福島原発差し止め訴訟やMOX燃料使用差し止めの提起に対して、一貫して東電の代理人としてふるまってきたのだ。まさに国鉄分割民営化攻撃と原発の問題は一体であると、JRと東電を徹底的に弾劾した。

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動労西日本・大江委員長の指揮でインターを合唱(6月5日、東京・日比谷公会堂)

 決意表明では、動労千葉青年部再建委員会を代表して北嶋琢磨君があいさつし、全国の青年たちと共に闘う決意を明らかにした。動労西日本の大江委員長は、山田副委員長の地労委闘争の報告を行い、契約社員制度の廃止・解雇撤回・青年労働者の未来をかけて闘うと宣言。集会の最後に、大江委員長の音頭でインターナショナルを歌い、動労千葉の長田書記長の団結ガンバローで締めくくった。

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東京電力本社に向け怒りのデモに出発(6月5日、東京・新橋)

青年労働者・学生先頭に反原発デモ~東京電力本社を直撃!

 東京電力を直撃! 6・5集会の前段、青年労働者・学生を先頭に、反原発の怒りのデモを東京電力にたたきつけた。全国各地から多くの若者が参加。JRで働く青年労働者も多数参加し、ただちに原発とめろ! 被曝を強制するな! と訴えた。

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被爆66周年 ヒロシマ・ フクシマをくりかえすな!
すべての核と原発をなくせ! 戦争をとめよう!
8・6ヒロシマ大行動へ
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by doro-nishi | 2011-06-14 01:48 | 本部情報 | Trackback | Comments(0)