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本部情報66号を発行「安全の崩壊を許すな!外注化阻止・非正規職撤廃へ!」

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本部情報66号 2012年10月8日発行

安全の崩壊を許すな!
外注化阻止・非正規職撤廃へ!
11・4全国労働者集会に結集し、共に闘おう!


執行委員長・大江 照己

 外注化の嵐が全国の職場で吹き荒れている。鉄道職場では駅業務をはじめ、客室乗務員などにも広まり、運転保安上も看過できない状況が各職場で見られる。
 とくに車両の保守管理を主たる業務としている運転職場に、下請け・外注化が集中していることは、安全を最大限保証しなければならない検査・修繕部門で働く労働者にとって居ても立ってもいられない感情が蔓延している。
 労働者は、管理監督者と違って直接労働をしている。それ故に、責任を持って仕事をしているのであって、手抜きの作業などはしないものである。だからこそ自らの受け持った仕事に責任を持ち、労働者同士で協力しながら業務を遂行しているのだ。管理者には仕事の勘所(ツボ)などわかるはずもなく、ただただ社員の管理しか頭の中にないのが現実である。
 外注化と相関関係にあるのが下請け・孫請けでもあるし、正社員と契約社員に見られる非正規雇用の実態を見ないわけにはいかない。自分の職場が外注化によりなくなるということは、仕事を失うのと
同様で、仕事を続けるために外注先に転籍し、元の職場に帰ることもできなくなってしまうのである。
 11月全国労働者集会は、非正規雇用に真っ向から闘いを挑み、外注化の嵐を吹っ飛ばす労働者の一大イベントである。職場で共に汗する仲間に呼びかけ、1万人の結集を何としても勝ち取ろうではないか。時代の転換期に同じく闘いを共有できる仲間を信じ、動労千葉を柱とした揺るぎない闘いを全力で支えることこそ、労働者としての本分ではなかろうか。(裏へ)
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                    9・7四条畷ストで決意を述べる大江照己委員長


 動労西日本は、本部再建3年目にあたる2012年、2名の青年労働者の組織拡大を実現した。彼らの思いは「一人ひとりの思いを大切にする組合」である。「労働組合は単なる闘いの手段ではない。労働者が弱いから団結しているだけでもない。労働組合として団結することで、労働者一人ひとりが人間として誇りをもって生きることができる。そこには社会を変える力さえある。労働者にとって労働組合とは単に手段や方法じゃなく、生きていくすべそのものです。」(動労千葉第41回定期大会での田中康宏委員長のあいさつより)まさに、2名の青年労働者の動労西日本への加入は、このことを示している。
 動労西日本は、本部再建以降、山田和広副委員長の「雇い止め解雇」撤回闘争を、組織をあげて闘ってきた。それが、青年労働者の心を掴んだのだ。JR西日本の契約社員制度=非正規職撤廃まで闘う決意である。
 あらゆる職場に闘いの芽は存在する。労働者は、闘うことによってこそ職場生産点の改善を勝ち取ることができることを敏感に感じ取っている。この労働者としての本質を大切にし、職場からの闘いを今こそ実現していこうではないか。その最初の集約点が「11月日比谷労働者集会」である。
 堂々と存在を明らかにし、闘う活動者であることに誇りを持った、日比谷野音への誘いかけは重要な仕事でもある。外注化反対、99対1の方程式をひっくり返す闘いができるのは労働者である。
いざ、仲間との連帯を信じ切り日比谷に結集することを訴える。11月労働者集会の大成功の証言者として、そのエネルギーを職場に持ち帰り、非正規雇用粉砕、契約社員制度撤廃、全ての外注化粉砕に向けて闘いを展開していこう。動労西日本はその先頭に立つことを明らかにする。
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闘う動労西日本に結集し、未来を切り開こう!

団結で、資本を打ち倒し、本来の鉄道会社の姿に戻そう!

外注化全面阻止!非正規職撤廃!偽装請負全面廃止!

青年労働者のための青年部をつくろう!
青年部を結成するために、若い君の力が必要です。

国鉄西日本動力車労働組合(動労西日本)

by doro-nishi | 2012-10-08 21:10 | 本部情報 | Trackback | Comments(0)