本部情報84号発行~出向負担金制度をやめろ!~

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本部情報84号 2013年5月26日発行

出向負担金制度をやめろ! 
外注会社で働く労働者に
本体と同じ賃金を支払え!


 JRと関連会社で働くすべての労働者のみなさん!
 5月16日、動労西日本は、赤松賢一副委員長に対する強制出向を取り消させ、JR西日本本体への現職復帰の勝利を勝ちとった。
 さらに動労西日本が要求していたレールテック労働者全体の未払い残業代の精算をも約束させたのだ。

「外注化・非正規化」粉砕へ闘う
 動労西日本は、赤松副委員長の出向解除・現職復帰にとどまることなく、改めて「外注化・非正規化」粉砕まで闘いぬくことを宣言する。労働者全体を「雇用破壊」「賃金破壊」「安全崩壊」に叩き込む「外注化・非正規化」を、現場からの労働者の決起で粉砕しよう!
 JR西日本は、3月13日に発表した「中期経営計画2017」で、全面外注化に突き進むことを明らかにしている。2008年策定の「安全基本計画」の下で、「外注化・非正規化」を推進してきたJR西日本は、今や、「超低賃金と長時間労働」の全面外注化に突き進もうというのだ。これは、同時に、安全の全面崩壊に行き着くものだ。
 動労西日本は、これと全面的に対決し、JRと関連会社ではたらくすべての労働者と共に闘いぬく。共に闘おう!

本体の半分の賃金で長時間労働
 JR西日本の主要な外注会社のレールテックでは、JR西日本の本務の半分の賃金しか支払われていない。それなのに本務以上の長時間労働を強制されているのだ。子ども・家族を持てないような低賃金と強労働がまかり通ってきたのだ。

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JR西日本が「出向負担金」の名目で
レールテックから年10億円を搾り取る


 このレールテックの現実をつくっている柱に「出向負担金制度」がある。
 レールテックは、2005年4月に発足し、保線・土木の業務委託(外注化)で大きくなり、2012年4月現在1055人の労働者が働いている。このうち135人がJR西日本からの出向社員で、業務を担っている。
 問題は、本体と同じ賃金水準になっているこの135人の賃金のすべてを、レールテックが「出向負担金」という名目で出していることだ。
 年にしたら、約10億の金を、レールテックが払っているのだ。
 さらに、レールテックからJRへの逆出向25人の賃金もJR西日本ではなく、レールテックが払っているのだ。
 JR西日本はこの「出向負担金制度」で『吸血鬼』のように、レールテック労働者の生き血を吸っているのだ。
 こうした悪辣(らつ)な制度をつくり、JR本体の半分の超賃金で労働者をこき使い、その「うわまえ」を吸い上げているのだ。絶対許せない。

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赤松副委員長の
    沖縄青年集会での挨拶

●一つひとつの闘いの中身は、はらわたが煮えくり返りそうなことばかりだけど、でも敵である権力、資本のどんな攻撃にも俺たちは決して一人ではなく、ともに団結して闘えるんだってことが確認できたことがすばらしかった。
●強制出向からの復帰はJR西日本の敗北宣言であり動労西日本の勝利である。これは、動労西日本の13春闘が動労総連合と共に闘う仲間との団結により、ストライキを含む6波の春闘行動で勝ち取ったものであり、動労西日本のみならず労働者の勝利である。
●未払い残業代についてレールテックから回答を引き出した勝利。(中略)今度のことで、俺たち一人ひとりは共に闘う労働組合に結集して団結して闘わないと全てが奪われる現実があることと、労働組合の一員として結集して団結して闘って勝利するしかないんだってことが、レールテックの仲間によく確認してもらえたと思う。

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7年以上の強制出向を粉砕してJR西日本への原職復帰の勝利を報告する赤松賢一副委員長
(5月19日沖縄青年労働者交流集会)




JR西日本は出向負担金制度を
すべての外注会社に強制している

 以上のことは、レールテックだけの現実では決してない。JR西日本は、すべての外注会社に強制していることだ。
 外注会社の電気テック(Eテック)は、社員789人(2012年4月現在)の外注会社だが、社員の3人にひとりは、JR西日本からの出向社員だ。3分の1のJR西日本からの出向組に、Eテックは「出向負担金」として全額の賃金を支払っているのだ。他方、Eテックの労働者には、半分しか出していない(出せない)のだ。

全面外注化は出向=転籍
10割非正規化だ!


 JR西日本の「中期経営計画2017」は、「グループ会社対応」を前提にして、展開されている計画だ。
 JR東日本の検修全面外注化・駅の全面外注化のように、鉄道業務の一切を、外注会社に丸投げしようというのだ。
 この行き着く先は「10割非正規化」だ。
 いま安倍政権は「競争力会議」で「10割非正規化」「40歳定年制」を打ち出している。そのために「雇用の流動化」「限定正社員制度」の導入が叫ばれている。
 JR西日本の全面外注化こそ「10割非正規化」の攻撃の先頭を行くものだ。
 JR西日本は、すべての鉄道事業の労働者を、外注会社に出向させて、JR本体の業務をなくして、転籍させようとしている。すでにJR東日本の検修全面外注化では、それが全面的に明らかになっているのだ。
 いまこそ、JR本体、外注会社を問わず「外注化・非正規化」粉砕に立ち上がるべきときが来ている。
 すべてのみなさん! 動労西日本に結集して共に闘おう!

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4月25日尼崎事故8周年のその日にストライキに決起した動労西日本・赤松賢一副委員長。こうした闘いが、7年以上の強制出向を粉砕する力になった(4月25日JR西日本大阪支社前でスト宣言する赤松副委員長)

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動労西日本組合規約抜粋(2013年1月20日改正)

  第3条 この組合は日本国有鉄道の承継法人たる、西日本旅客鉄道株式会社
を中心に、東海旅客鉄道株式会社、四国旅客鉄道株式会社、九州旅客鉄道株
式会社及び同エリア内に存する日本貨物鉄道株式会社並びにそれらの関連企
業の労働者で組織する。(職種・雇用形態は問わない)
 但し、前記以外の労働者であっても執行委員会の決議をもって組合員となる
ことができる。
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              (動労西日本・連絡先)

本部書記局:広島市東区光町1-7-15-208/携帯(090)7371-3107[野口照生]
メール:dwh-west1715208@docomo.ne.jp

岡山連絡所:岡山市北区岩田町6-11/携帯(090)1325-0414[書記長・山田和広]
       メール:doro-nishi@ezweb.ne.jp(携帯からのメールのみ受信)
       パソコンメール:doro.nishi@gmail.com(パソコンからはこちらへ)

近畿支部(準備会):大阪市西成区山王1-1-10-807/携帯(090)8120-9007[樫村厚]
    メール:fc.barca@ezweb.ne.jp

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by doro-nishi | 2013-05-26 17:01 | 本部情報 | Trackback | Comments(0)