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本部情報92号を発行~秋季年末闘争を闘おう!~

パソコンでご覧の方は、以下のリンクからpdfファイルをダウンロードできます。
https://dl.dropboxusercontent.com/u/20014389/honbujyoho92.pdf

本部情報92号 2013年9月26日発行

国鉄1047名解雇撤回・動労千葉鉄建公団訴訟
9・25反動判決弾劾!

新たな10万筆署名を貫徹し、
秋季年末闘争を闘おう!

定期健康診断および医学適性検査を、労働時間として扱い、賃金を支払え!

運転保安確立・山田解雇撤回=契約社員制度撤廃・中西労災を認定せよ!

 9月25日、東京高裁・難波裁判長は、国鉄1047名解雇撤回・動労千葉鉄建公団訴訟の控訴審において、「解雇撤回を認めない」反動判決を下した。満腔の怒りを持って弾劾する。
 2004年に当時の鉄建公団(旧国鉄清算事業団、現在は鉄道運輸機構)を相手どって始まった動労千葉鉄建公団訴訟は、ついに「国鉄改革」の真実を暴き出すところまで前進してきた。
 国鉄労働者20万人を職場から追い出した連中は「採用候補者名簿をつくったのは国鉄。JRは名簿記載者を全員採用した。JRには解雇や不当労働行為の責任は及ばない」と言い逃れをしてきた。この「国鉄改革」の核心中の核心が百パーセント大うそだったのだ。実際には、国鉄とJR(設立委員会)は最初から最後まで一体となって謀議を重ね、不採用基準の策定と採用候補者名簿作成を行っていた。
 昨年6月29日の東京地裁判決では「名簿不記載基準の策定は不法行為であり、名簿不記載基準が策定されなければ被解雇者はJR東日本に採用されていたはず」とする画期的判決をかちとった。
 さらに控訴審では、国鉄とJR(設立委員会)が共謀し、採用候補者名簿の作成と不採用基準の策定を一体となって行っていた決定的証拠を提出した。
 JR設立委員長だった斎藤英四郎(当時の経団連会長)が葛西や井手正敬国鉄総裁室長(当時)らに直接指示し、国鉄分割・民営化に反対する国労や動労千葉の組合員を排除するための不採用基準を作成させたのだ。
 証拠として提出された『国鉄改革前後の労務政策の内幕』には文字通り当事者のみが知る決定的事実が記されている。
 にもかかわらず、9・25東京高裁判決は「解雇撤回を認めない」。断じて許すな。新たな10万筆署名に取り組もう! 
 そして、組織拡大目指して、秋季年末闘争を闘おう。他労組は、労働協約改定期にあたり、様々な要求を出しているが、動労西日本は、総合労働協約=奴隷協約を拒否して、無協約であるが、独自に「秋季年末要求」を提出して闘う。共に闘おう!

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山田書記長解雇撤回裁判

行政訴訟(中央労働委員会相手)
11月11日(月)13:30~
東京地裁527号法廷

民事訴訟(JR西日本相手)
11月29日(金)13:30~
岡山地裁207号法廷

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9・15集会で発言する山田書記長

職場の情報を寄せて下さい。JR東海以西のJRと関連会社の仲間は、動労西日本に加入しよう。(連絡先は裏面)



解雇撤回・JR復帰9・15総決起集会に1100名結集!
全ての怒りを11・3全国労働者集会へ!


 台風18号が接近する中、東京・代々木公園に全国から闘う仲間が結集した。集会開始直前まで激しく降っていた雨がぱったりとやみ、日がさす残暑の中で集会は勝ち取られた。
 動労千葉の田中康宏委員長が主催者あいさつをおこなった。「真実をさらにあばき出して、国鉄分割・民営化の国家的不当労働行為で解雇された仲間の解雇撤回と労働組合を再生するまでどんな判決であろうと闘い続けよう」と呼びかけた。
 動労千葉争議団を代表して、高石正博さんと中村仁さんが、どんなことがあろうとも職場復帰まで闘いはやめないし、続ける決意を表明した。
 国労闘争団からは、羽廣憲さんと小玉忠憲さんが断固として解雇撤回まで闘う決意を表明した。
 動労西日本からは、山田和広書記長が青年労働者の怒りを発言した。「動労西日本は、秋季年末闘争として団体交渉を含め闘っていきます。非正規職撤廃・外注化絶対反対の立場で、不当解雇撤回・契約社員制度撤廃を掲げ、JR西日本と闘っています。尼崎事故の過程で病気に追い込まれた労働者に対して、会社は自己責任を押しつけて辞めさせようということをいまだに続けています。うちの組合員である中西くんを先頭に裁判闘争を闘っています。この間、解雇撤回・JR復帰を求める署名を集める過程で、JRの契約社員を5年で雇い止めになり外注会社の駅にいる労働者が、『俺の人生を返してほしい。もうJRの世話にはならない」と怒りをぶつけてきています。こうした青年の怒りを本当に組織して、この腐った社会のあり方、青年が使い捨てにされ、誇りも何もかもが奪われている状況をひっくり返す。この闘いの先頭に動労西日本は立ちます。」
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 集会後、渋谷の街に向けてデモ行進に出発した。「首切り自由を許さないぞ!労働組合を作って共に闘おう」という呼びかけに、渋谷の若者たちから大きな注目が集まった。
 次は、11月3日全国労働者総決起集会だ!時代の転換点になるような集会として勝ち取ろう!
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(動労西日本・連絡先)

本部書記局:広島市東区光町1-7-15-208/携帯(090)7371-3107[野口照生]
メール:dwh-west1715208@docomo.ne.jp

岡山連絡所:岡山市北区岩田町6-11/携帯(090)1325-0414[書記長・山田和広]
       メール:doro-nishi@ezweb.ne.jp(携帯からのメールのみ受信)
       パソコンメール:doro.nishi@gmail.com(パソコンからはこちらへ)

近畿支部(準備会):大阪市西成区山王1-1-10-807/携帯(090)8120-9007[樫村厚]
    メール:fc.barca@ezweb.ne.jp

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by doro-nishi | 2013-09-26 20:50 | 本部情報 | Trackback | Comments(0)