人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「動労西日本」(本部情報)No.23

パソコンでご覧の方は、以下のアドレスからpdfファイルをダウンロードできます。
http://groups.yahoo.co.jp/group/doro-nishi/files/honbujoho23.pdf

「動労西日本」(本部情報)No.23 
'10.10.3発行

全ての青年労働者は11・7労働者集会に結集しよう!
JR西日本岡山支社人事課長を徹底弾劾!
(9・27岡山県労委第3回審問)

青年労働者を使い捨てにする契約社員制度を撤廃せよ!

 第3回労働委員会が、9月27日月曜日13時30分から、岡山県庁隣の丸の内会館で行われた。組合員全員と岡山県内の闘う仲間はもちろん、岡山県外からも仲間が大挙結集した。JR側は、組合に対する不当労働行為の数々を追及するも、「慎重かつ公平に対応しています。」と繰り返すばかり。しかも、証言するときに手遊びをし、ニヤニヤしながら発言するという、極めて悪質な態度をとった。しまいには、「尋問する時間が長い」と、いちゃもんをつけてくる始末だ。労働者をなめるのもいい加減にしろ!
 大江委員長は「契約社員の首切りを許さないぞ!」と徹底弾劾した。
 現在の人事課長岩城は、人事課長であるにも関わらず、岡山支社の契約社員の現状について聞くも把握しておらず、全く答えられなかった。さらに、処分や雇い止めを決めるときの明確な基準はないなど、JR西日本が極めて悪質だということがはっきりした。

職場内ビラ配布に対する弾圧許すな!

 動労西日本のビラ配布に対しては、調査を行っているという。しかも、調査対象は数名でビラを受け取った社員とその関係したと思われる社員のみ。しかも、勤務時間内に限らず、泊まり勤務明けなど時間外でも構わず調査したという。他労組のビラ配布に対しては、全く把握してないどころか調査すらしていないという。これはいったいどういうことか?!
 配布場所に関して、「基準はないが、業務と近接している場所での配布は、職場秩序を乱すので許されない。」と、職場秩序が団結権よりも大切だと言わんばかりだ。
 「社員からの申告のみで、精神的に影響をあたえていると判断した。組合のビラで他労組の批判や攻撃、政治的主張はダメ。1047名解雇撤回の主張は他労組を刺激するからやめろ。政治和解に賛同している他労組の組合員に精神的動揺を与え、職務に専念できなくさせるから、職場秩序を乱す。社員間で組合のことや政治のことを話すのはよいが、組合ビラとして配布した場合は処分の対象だ。」と職場内組合活動を禁止し、団結権を侵害している。

「動労西日本」(本部情報)No.23_d0155415_081024.jpg

-----------------------
国鉄1047名解雇撤回!
民営化・非正規職化を許すな!
たたかう労働組合の全国ネットワークを!
沖縄米軍基地撤去!改憲と戦争をとめよう!

11・7全国労働者総決起集会

11月7日(日)正午
東京・日比谷野外大音楽堂  

呼びかけ団体
・全日建連帯労働組合関西地区生コン支部
・全国金属機械労働組合港合同
・国鉄千葉動力車労働組合
・国鉄闘争全国運動
-----------------------

遅刻を労働者の責任にするな!

 「ビラ配布はなくても、遅刻だけで雇い止めに十分なりうる。遅刻の前歴があれば処分が重くなるが、過去何年までさかのぼって処分を出すという基準はない。」と処分を会社側の偏見だけで決めていることが分かった。特に、2009年10月2日の4回目の遅刻に関しては、山田の自筆で「(通勤手段の)バスが雨天で大幅に遅れていて」と書かれた書証を会社側が提出しているのに、これを無視抹殺した。当日のバスの運行状況を調査することもなく、バスの遅延も考慮せず、山田が寝坊したのが悪いと一方的に決め付けた。あくまでも自己責任で、会社には一切責任はないと居直った。
 また、「遅刻の原因が出勤する前日の過ごし方にある場合は指導対象になる。」とか「出勤日の前日において、出勤日が台風や大雪で交通機関の乱れが予測される場合は、前日から出勤して駅に泊まるぐらいのことはしなくてはならない。」と、勤務時間外の自由な時間にまで注文をつけ、休日を奪っている。しかも、出勤前日に駅に泊まる時間に対しては賃金が支払われないという。企業内最大労組である西労組が闘わないのをいいことに、JRはやりたい放題だ。

「動労西日本」(本部情報)No.23_d0155415_084826.jpg

10春闘をストライキで闘う!(3月14日、岡山駅中央改札口)


社員教育を全くやろうとしないJR西日本弾劾!


 社内通信教育という労働者の賃金から1000円を奪い取って行うものがある。業務ではない勤務時間外のサービス残業でありながら、勤務評価の対象にするという。通信教育は受講してもしなくてもよいと言っておきながら、評価の対象にするとはどういうことか!
 また、分厚い業務知識が書かれたテキストだけを渡して、あとは勝手に勉強しろという。教育の怠慢ではないのかと言うと、駅に配属されるまでの研修期間中に十分な教育をしていると居直った。重要なことなら勤務時間内に行うべきだし、必要がないのなら直ちに中止しろ!

「動労西日本」(本部情報)No.23_d0155415_092823.jpg
 

フロントサービス調査=接客態度の覆面調査を直ちに廃止せよ!

 組合が春闘団交でフロントサービス調査の廃止要求を出しているにもかかわらず、人事課長はこれを知らなかった。これ自体ナンセンスだが、社員教育をおろそかにしておいて、CS(お客様満足)向上のための覆面調査・背面監視・サービス向上研修ばかりに力を入れている。しかも、お客様満足向上のためと称して行われている研修の内容はというと、差別発言ばかりの許しがたいものだ。
 実際に研修に参加したときの例を挙げてみる。このときの研修担当者は、JR岡山支社営業課の安達であった。1つ目は、机上研修で担当者が「列車内で女性が倒れ、最寄の駅停車したときにホームに寝かせて応急処置をするときに、若い女性は服が汚れるといけないから何か敷物をしいた上に寝かせないといけないが、おばさんだったら別に敷物をしかなくてもいい。」と言った。2つ目は、同じ改札口で現場研修を受けているときに担当者が、20代の女性社員には「立っているだけで素晴らしい。」とニコニコしながら言っていたが、40代の女性社員には「笑顔がない。」といやみな一言だけ。
 なにがサービス向上だ!差別発言をしなさいと教育しているだけではないか!このような事実を知っているか問いただしたが、人事課長は知らないとしらをきった。こんなものは粉砕あるのみだ!フロントサービス調査廃止まで闘うぞ!

「動労西日本」(本部情報)No.23_d0155415_095841.jpg

国鉄全国運動のスタートを切った6・13集会(文京シビックホール)


国鉄全国運動を拡大し、11・7労働者集会へ!

 1047名解雇撤回闘争自体を処分したJR西日本。国鉄全国運動が爆発することを恐れ、闘う労働者を職場から追放するということで解決を図ろうとしたが、現場労働者の怒りの炎が消えることはない。国鉄闘争の火を消すな!非正規雇用撤廃!国鉄1047名解雇撤回へ、青年労働者の手で新たな労働運動をつくろう!11・7全国労働者総決起集会に参加し、ともに闘おう!

「動労西日本」(本部情報)No.23_d0155415_0102563.jpg

by doro-nishi | 2010-10-06 00:16 | 本部情報 | Trackback | Comments(0)