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2月11日広島教育労働者集会

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今日は、広島教育労働者集会に、組合員全員で参加しました。8・6ヒロシマ処分撤回で闘う仲間を中心に、教育労働者がつぎつぎに発言しました。動労西日本からは、副委員長が国鉄闘争全国運動を訴えました。以下、山田副委員長の発言内容を掲載します。


~大失業と戦争に対決する闘う労働組合を!~

 世界大恐慌情勢が深まる中、エジプトやチュニジアでは、労働者の怒りのデモが100万人規模で爆発しました。全世界で、労働者の根底的な決起が開始されています。
 民主党政権は日米安保同盟のさらなる強化を打ち出し、アメリカとともに朝鮮戦争・世界戦争へと突き進んでいます。同時に、国内に向かっては労働者への戦争ともいえる、非正規化・賃下げ・大増税の攻撃に突き進んでいます。
 今こそ私たちは職場で団結し、労働組合を作り、会社・資本と闘うときです。

~JRの鉄道業務全面外注化を阻止しよう!~
 
 国鉄分割民営化によって、1047名の労働者が解雇されてから24年間、あらゆる産業で、民営化・規制緩和・外注化(アウトソーシング)の攻撃が吹き荒れ、私たちの団結である労働組合が破壊されてきました。政府・資本は全てを自由競争に叩き込み、教育や医療・福祉までも金もうけの道具にして、私たちが本当に生きていけない社会が作り出されてきました。
 しかし、非正規雇用化・外注化の出発点となった国鉄分割民営化に対し、動労千葉を先頭に、解雇撤回を掲げて闘い続けています。動労千葉は、JR東日本が鉄道車両の検査修繕部門(以下、検修という)を全面的に外注化する攻撃に対し、ストライキによって阻止し続けています。また、ストライキの過程で、JR東日本の青年労働者が動労千葉に加入しともに闘うという決起が始まっています。さらに、今年1月19日には、動労千葉の青年労働者が、自分は運転士なのに駅へ強制配転させられるという攻撃に対し、ストライキに決起しています。
 JR西日本においても、駅や保線の外注化が進み、労働者の半数以上が非正規雇用の契約社員に置き換えられています。低賃金・5年で解雇といった極限的な条件のもと、職場内で労働者が競争させられ団結が破壊されています。その結果安全が崩壊し、2005年の尼崎事故や昨年の山陽新幹線事故などが発生しています。今こそ、現場で働く私たちが声をあげるべきときです。

~国鉄闘争全国運動で闘おう!~

 政府・資本は、日本労働運動の闘う基軸となってきた国鉄1047名解雇撤回闘争を解体しようと、昨年4月9日に政治和解という攻撃をかけてきました。この中身は、解雇を撤回せず、現職復帰もさせず、政府がわずかなお金を出し、謝罪もしないというもの。さらに、国鉄から解雇された動労千葉の組合員を、最初から政治和解の対象からはずすという、勝手放題のことを許すわけにはいきません。
 この国鉄闘争を終結させようとする攻撃に対して、動労千葉を先頭にして「国鉄闘争の火を消すな」の呼びかけのもと、昨年6月13日に国鉄闘争全国運動が開始されました。日本の労働運動全体を弱体化しようという、政府・資本に対抗する労働者の闘いを強めていく方向で闘いは進んでいます。
 検修外注化阻止の闘いと国鉄1047名解雇撤回の全国運動の前進は、産業の違いをこえ、今の社会に怒りを持つすべての労働者を獲得する闘いの原動力になっています。国鉄闘争全国運動に結集し、ともに闘おう!
by doro-nishi | 2011-02-11 21:45 | 活動報告 | Trackback | Comments(0)