2011年 07月 18日
8.6ヒロシマ大行動のご案内
すべての核と原発をなくせ!戦争をとめよう!
8.6ヒロシマ大行動
日 時:8月6日(土)12:30~
場 所:広島県立総合体育館小アリーナ
15:00よりデモ行進(核・原発・戦争をなくせ!8.6ヒロシマ大行進)出発
(ルート:県立総合体育館→紙屋町→金座街→本通り→平和公園資料館前)
呼びかけ文
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声を上げ、立ち上がり、行動することで原発はなくせる、世の中は変えられる!―この思いが
私たちみんなの心の中に一気に広がっています。みなさん!8月6日、このうねりを、私たちの
ありったけの思いと叫びをヒロシマに集め、全世界に向かって訴えましょう。
「ヒロシマを、そしてフクシマを絶対にくり返させない!」「すべての核と原発を廃絶せよ!」と。
核・原子力は、最初から人間を一つの都市を丸ごと皆殺しにするエネルギーとして開発され、
1945 年8 月6 日、広島で数千度の熱、恐るべき爆風、生命を破壊し尽くす放射線となって
さく裂しました。広島がヒロシマとなり、「核と人類は共存できない!」と、被爆者が全存在を
かけて核・放射能の脅威に立ち向かい、たたかい続けてきて66 年目となる2011 年。
絶対にあってはならないはずのことが、「三度目の原爆」と言われるような事態が、3月11 日
の大震災とともに起こってしまいました。
福島第一原発事故! 今も、刻々と放射能が、空を、海を、大地を、人々の生活を、命を
むしばんでいます。本当に悔しい。許せない。
私たちは、被爆者の声を無視し、住民の反対を金と暴力で押さえ込み、町や村を、家族をも
ひき裂きながら原発をつくり、ひたすら「絶対安全」といい続けてきた、政府・電力会社・御用
学者を決して許さない。子を育てる母親、人生を大地と共に生きてきた農民、社会の未来で
ある青年、故郷、豊かな自然――、彼らは人も心も自然も全て奪ったのです。人間が生き、
生活し、恋をし、子供を育て、働く喜びを感じ、そして幸せに老いていく―こうした人間の存在と、
それを支える自然を破壊する「経済」や「政治」。
本当にこの社会を作り変えなければならない。もっと、心あふれる社会に。もっと人の気持ちを
大切にできる社会に。
私たちは訴えたい。原発を廃止し、核も原発もない社会をつくるカギを握っているのは、電力
労働者をはじめとする労働者だということを。戦後日本の労働運動と反核運動、反原発運動は
一体でした。広島や山口では「電産中国」という電力労働者の組合が、反原発のストライキで
住民とともに原発建設を阻止する闘いをやりました。しかし、国鉄分割・民営化以来の「新自由
主義」の攻撃に多くの労働組合が闘えなくなり、反戦反核や反原発の運動から労働組合は遠
ざかり、労働運動は力を失っていきました。
その結果、労働者の失業や非正規化の蔓延、安全の崩壊、原発の乱立、ついに震災被害の
未曾有の拡大とフクシマを許してしまったのではないでしょうか。今こそ労働組合をよみがえら
せるときです。日々被曝を強制させられている原発労働者の命を守り抜こう。
社会を変えるのは、私たち自身です。子どもたちの命を、若者の未来を、生きていく希望を、
私たちの手に取り戻すために、ヒロシマに集まり、核と原発の廃絶を全世界に向かって宣言
しましょう!
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(関連行事)
「反戦反核・原発廃止 ヒロシマアピール」
日 時:8月6日(土)9:00~
場 所:原爆ドーム前
10:00~ デモ行進出発
(ルート:原爆ドーム前→本通り→紙屋町交差点→県立総合体育館)
「反原発ヒロシマ集会」(予定)
日 時:8月5日(金)午後6時~
場 所:広島市東区民文化センター
「菅首相来広弾劾デモ」
日 時:8月6日(土)午前7時~
場 所:東千田公園(日赤病院前)
「全国青年労働者交流集会」
日 時:8月7日(日)午前10時~
場 所:広島工業大学広島校舎「大会議室」