2011年 08月 12日
「動労西日本」本部情報第43号
http://dl.dropbox.com/u/20014389/honbujyouhou43.pdf
本部情報43号 2011年8月12日発行
8・6ヒロシマ大行動歴史的成功!
原爆ドーム前で、反原発世界大会を開催!(8月6日)
すべての原発今すぐなくそう全国会議(NAZEN)を結成!(8月5日)
「原発いらない! 核もいらない」「すべての原発なくそう」。8月6日、被爆から66年を迎えた広島の街に、エネルギッシュなデモコールが響きわたった。青年労働者や学生をはじめ沿道から続々と合流してくる。広島の人びとも、原発と原発事故への怒りを解き放つ行動を求めているのだ。

原爆資料館前でシュプレヒコール(8月6日)
8月6日午後、広島県立総合体育館小アリーナで開かれた「ヒロシマ・ナガサキ、フクシマをくり返すな! すべての核と原発なくせ! 戦争をとめよう!」を掲げて行われた被爆66周年8・6ヒロシマ大行動には、地元広島、そして遠く福島から駆け付けた労働者・学生を先頭に1685人が集まった。
とりわけ注目が集まったのは、アメリカの「反戦の母」シンディ・シーハンさんの発言だ。「アメリカは民主主義国ではない。帝国主義の独裁政権だ。原発を廃止するためにも戦争をやめさせるためにも必要なのは革命です。唯一必要な闘いは階級戦争です。しかし私たちが闘いをやめない限り、敗北することはけっしてありません。くじけない限り、必ず勝利します」。その力強い訴えに、参加者は熱い共感の拍手で応えた。
集会は、動労西日本委員長・大江照己さんの開会挨拶ではじまり、広島現地から反戦被爆者の会の下田礼子さん、1954年にアメリカの水爆実験によりビキニ環礁で被爆した第五福竜丸元乗組員の大石又七さん、福島からふくしま合同労組の市川潤子委員長が発言。全国各地から労組代表や学生のアピールが続いた。そして、発言の最後に動労千葉委員長の田中康宏さんが登壇。国鉄闘争と反原発運動を力強く前進させ、11月労働者集会1万人結集を、と訴えた。

フクシマからの代表団(8月6日・ヒロシマ大行動)

8・6ヒロシマ大行動に1685名が結集!(8月6日・小アリーナ)
反原発世界大会を開催!
当日朝9時から原爆ドーム前で行われた「すべての原発を今すぐなくそう!8・6ヒロシマ宣言」にも1100人が集まり、記念式典に参加した労働者人民とも大合流して、力強い集会とデモを打ち抜いた。ヒロシマとフクシマが一つにつながって、全原発の停止・廃止へと突き進む巨大なうねりが、この日から始まった。

原爆ドームから大行進に出発(8月6日)
8月5日、すべての原発いますぐなくそう全国会議(略称「NAZEN」)の結成集会が、会場に入りきらない700人の結集で、広島市東区民文化センターで感動的に開催された。これは、国鉄闘争全国運動と並ぶ位置をもった、日本における反原発闘争の全国的な大衆運動の柱となる運動体の歴史的な創成である。「すべての原発の即時停止・廃炉」を掲げて、全国各地で闘われている反原発闘争をひとつに結びつけ、社会全体を変える巨大な力へと発展させていく闘いがついに始まった。

すべての原発今すぐなくそう全国会議(NAZEN)結成!(8月5日・広島)
国鉄労働者交流集会を開催
8月5日、国鉄労働者集会を開催した。国労共闘の吉野元久さんが基調報告を行い、動労千葉執行委員の川崎昌浩さんが報告をした。動労西日本の山田副委員長は「不当解雇撤回・契約社員制度撤廃」に向けて、青年労働者と団結して闘う決意を表明した。1047名解雇撤回・外注化阻止に向けての国鉄労働者の団結を固めた。国鉄闘争全国運動呼びかけ人の大野義文さん(元高知県安芸労働基準監督署長)も参加して発言。
青年労働者の団結固める!
8月7日には、青年労働者集会が開催された。動労千葉青年部(準)の仲間をはじめ、全国の青年労働者が労組青年部をつくりその先頭に立って闘う決意を明らかにした。司会を動労西日本・山田副委員長が務めた。

動労千葉青年部(準)の仲間(8月7日・青年労働者集会)
8・9ナガサキ闘争に参加
午前中は、反戦反核反原発デモをやりました。菅首相に怒りのシュプレヒコールをたたきつけました。
午後は集会に参加。ナガサキの被爆者はじめ、フクシマ・ヒロシマからかけつけた仲間が、反原発を訴えました。また、動労千葉争議団の中村仁さん・動労西日本の山田副委員長が、国鉄労働者として発言。国労小倉闘争団の羽廣さんが、基調提起を行いました。

アピールする山田副委員長(8月9日・長崎)