2012年 02月 24日
西明石駅踏切事故についてJR西日本に申し入れ
2012年2月23日
西日本旅客鉄道株式会社
代表取締役社長 佐々木 隆之 様
執行委員長 大江 照己
去る2月17日、JR神戸線・西明石駅構内の社員専用踏切で発生した、特急「スーパーはくと10号」とトラックが衝突した事故について、以下の通り申し入れる。
1、この踏切では、2003年3月と2006年10月にも事故がおきている。今回で3回目である。再発防止策がどのように講じられてきたのか、明らかにされたい。
2、とくに、2006年の事故の直後には、現場労働者(他労組員)から、(1)遮断機と障害物検知装置を踏切につけること、(2)南側通路を改良(道路幅の拡張)すること、の要求が上がったと聞くが、その要求はどのように処理されたのか、明らかにされたい。
3、遮断機の設備と障害物検知装置さえあれば、今回の事故は完全に防げたはずである。マスコミでも「安全対策どうなっている」と指弾されている。現場労働者からの切実な要求が出されていたのに、設置しなかった理由を明らかにされたい。
4、改めて、わが組合からも2-(1)(2)の要求をおこなう。4度目の事故を防ぐために速やかに対処されたい。
5、今回の事故の責任は、100%再発防止策を講じてこなかったJR西日本にある。特急「スーパーはくと10号」の運転士にも、トラックの運転手にも一切の責任がないと考えるが、会社としての見解を明らかにされたい。