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西明石駅踏切事故についてJR西日本に申し入れ

去る2月17日に、JR西明石駅構内の踏切で発生した特急列車とトラックの衝突事故について、動労西日本は2月23日にJR西日本に対して緊急の申し入れを行いました。




動労西日本申第2号
2012年2月23日


西日本旅客鉄道株式会社
代表取締役社長 佐々木 隆之 様


国鉄西日本動力車労働組合
執行委員長 大江 照己


          
緊急申し入れ


 去る2月17日、JR神戸線・西明石駅構内の社員専用踏切で発生した、特急「スーパーはくと10号」とトラックが衝突した事故について、以下の通り申し入れる。



1、この踏切では、2003年3月と2006年10月にも事故がおきている。今回で3回目である。再発防止策がどのように講じられてきたのか、明らかにされたい。

2、とくに、2006年の事故の直後には、現場労働者(他労組員)から、(1)遮断機と障害物検知装置を踏切につけること、(2)南側通路を改良(道路幅の拡張)すること、の要求が上がったと聞くが、その要求はどのように処理されたのか、明らかにされたい。

3、遮断機の設備と障害物検知装置さえあれば、今回の事故は完全に防げたはずである。マスコミでも「安全対策どうなっている」と指弾されている。現場労働者からの切実な要求が出されていたのに、設置しなかった理由を明らかにされたい。

4、改めて、わが組合からも2-(1)(2)の要求をおこなう。4度目の事故を防ぐために速やかに対処されたい。

5、今回の事故の責任は、100%再発防止策を講じてこなかったJR西日本にある。特急「スーパーはくと10号」の運転士にも、トラックの運転手にも一切の責任がないと考えるが、会社としての見解を明らかにされたい。
by doro-nishi | 2012-02-24 19:29 | 申し入れ | Trackback | Comments(0)