2013年 04月 01日
JR西日本入社式で新入社員に動労西日本への加入を訴える!
闘う労働組合の登場を恐れるJR西日本は、この日も吹田研修センターに前泊させた新入社員を、「アドバイザー」と称する人事・労務担当が引率し、隊列を組ませて、組合紹介リーフを受け取らせないようにしてきました。しかし、こんなやり方は、もはや通用しません。動労西日本青年部の圧倒的なアジテーションが、JR西日本の姑息(こそく)なやり方を吹き飛ばし、新入社員の胸に届けられました。3月春闘ストを貫徹し、JR西日本の外注化・非正規化攻撃と真っ向から対決し、組織拡大闘争を闘ってきた動労西日本青年部の自信と確信が、新入社員の心をつかんだのです。実際に、入社式にあわせて動労西日本青年部がつくった、「動労西日本に入ってストライキで闘おう」と書かれた組合紹介のカラーリーフは予想をはるかに超えて、新入社員の手に渡っていきました。
また、会社の庇護(ひご)のもとで、新入社員全員に加入を強制するJR連合・西労組を除く国労、建交労、JR総連・西労の3労組が、この日初めて動労西日本と共に登場することに。この事態自身、動労西日本が鮮烈に登場して闘いぬいたことによってつくりだした情勢です。入社式をめぐってJR西日本・本社前が、青年労働者獲得に向けた労働組合同士の組織拡大戦の場になりました。
動労西日本は、前日の3月31日にも支援の労働者と共に、JR吹田駅前で新入社員に組合紹介リーフの配布活動を展開しました。JR西日本が吹田研修センターに前泊させる結集時間にあわせた闘いです。ここでも、JR西日本当局による隊列での「強行突破方針」がとられましたが、次々に新入社員がリーフを手にしていきました。昨年を大きく上回る150枚以上のリーフが、新入社員に渡ったのです。これにあわてたJR西日本当局は、結集時間に間に合わなくなることを承知で、2~3倍の距離になる「大回りコース」を新入社員に強制して、新入社員の怒りをかうことに。追いつめられ動揺して、墓穴を掘ったのです。
すべての労働者のみなさん。外注化・非正規化粉砕、JR西日本に尼崎事故の責任を取らせるために、4・20尼崎闘争に結集しよう。6・9国鉄闘争全国集会に攻め上ろう。