2013年 04月 04日
本部情報80号を発行~4・14四条畷駅ストライキへ!~
http://dl.dropbox.com/u/20014389/honbujyoho80.pdf
本部情報80号 2013年4月4日発行
尼崎事故8周年弾劾!労災の事業主証明をおこなえ!
4・14四条畷駅ストライキへ!
ストライキ突入集会
4月14日(日)13時 四条畷駅(JR片町線)東出口
ストライキの決意を述べる中西組合員(2012・9・7四条畷駅)
JR西日本は尼崎事故労災を認めろ!
中西組合員は、05年の尼崎事故によって精神症を発症しました。中西労災裁判で被告の国も「業務によって病気になった」と認めています。しかし、許し難いことにJR西日本は労働災害の事業主証明を拒否し続けています。JR西日本は尼崎事故の責任をとっていません。山崎元社長裁判、井手ら3元社長の尼崎事故の裁判でも、事故責任をとることを拒否しています。井手は裁判で「経営陣はいかに稼ぐかを考える。現場が安全の責任をとるべき」と言い放っています。さらに「現場に厳しく安全追求を迫ってきた」と悪名高い「日勤教育」を完全に開き直ったのです。「日勤教育」が、高見運転士のスピードオーバーの「回復運転」を強制したのは明らかです。
今回の四条畷駅のストライキは、労働者を「稼ぐ」ためのモノ扱いするJR西日本に対して、尼崎事故責任をとらせる闘いです。尼崎事故から8年が立とうとしていますが、JR西日本の安全崩壊はとどまるところがありません。08年~12年「安全基本計画」の下で外注化・非正規化を推し進めてきたからです。JR西日本は3月13日「中期計画2017」を出しました。さらに外注化・非正規化を進めようというのです。今や「稼ぐ」路線が全面復活しました。「闘いなくして安全なし」。安全を守ることができるのは、現場労働者の闘いだけです。
安全を崩壊させる駅の外注化(委託化)・非正規化をやめろ!
JR西日本は駅の外注化を推し進めています。「アーバン」では駅業務がどんどん西日本交通サービスに委託されています。さらに多くの駅に契約社員が導入されています。
本務と同じ勤務をしながら、交通サービスも契約社員も低賃金を強制されています。契約社員は5年で雇い止めされて、「就職斡旋」として、交通サービスの契約社員に雇用され、さらに低賃金を強制されます。こうした「違法な中間搾取(ピンハネ)」によって、JR西日本は甘い汁を吸っているのです。絶対に許せない。
最大の問題は、JR西日本が列車の安全運行を、はなから無視していることです。外注会社の労働者も契約社員も線路に入ることができない。委託駅で故障などの列車トラブルがあったとき、交通サービスや契約社員では全く対応しようがない(できない)のだ。電車が委託駅で止まったとき、動けるのは運転士と車掌だけしかいない状況になる。これでまともな対応ができるはずはない。実際に電車が委託駅で停車してしまっために、1時間以上停車し続けることが起こってる。JR西日本は稼げればなんでもいいというのだ。こんなデタラメを許してはならない。駅は安全の要だ。外注化(委託化)をやめさせる闘いに立ち上がろう。
駅営業の健康診断を勤務時間内に行え
JR西日本は毎年の駅営業の健康診断を勤務時間外でやらしている。検修や保線・土木など他の職種の健康診断は勤務時間内にやっているのに、なぜ駅だけが勤務時間外なのか1年に2回の健康診断を、勤務時間内に行うことは「労働安全衛生法」に規定された使用者の義務である。これまで勤務時間外にやっていた健康診断を勤務時間内に行え。これまでの時間外健康診断時間の賃金を支払え!
JR西日本入社式で新入社員に動労西日本への加入を訴える!
4月1日、朝7時、動労西日本と支援の労働者20名は、JR西日本本社前付近に登場し、JR入社式に参加する新入社員に向かって、動労西日本への加入を訴えました。新入社員全員が通る交差点に布陣し、動労西日本近畿支部の組合旗、動労西日本のノボリ旗を林立させ、山田和広書記長や赤松賢一副委員長、中西剛執行委員の青年部が中心になってマイクを握り、13春闘の3月ストライキを貫徹し、4月ストライキを闘う動労西日本に加入してともにストライキをやろうと訴えました。
闘う労働組合の登場を恐れるJR西日本は、この日も吹田研修センターに前泊させた新入社員を「護送船団方式」で「アドバイザー」と称する人事・労務担当の引率の下に、隊列を組ませて、組合紹介リーフを受け取らせないようにしてきました。しかし、こんなやり方はもはや通用しない。動労西日本青年部の心からの訴えは、新入社員の胸に届けられました。
3月春闘ストを貫徹し、JR西日本の外注化・非正規化攻撃と真っ向から対決し、組織拡大闘争を闘ってきた青年部の自信と確信が、新入社員の心をつかんだのです。実際に、入社式にあわせ青年部がつくった「動労西日本に入ってストライキで闘おう」と書かれた組合紹介のカラーリーフは予想はるかにこえて、新入社員の手に渡っていきました。
また、会社の庇護のもとで、新入社員全員に加入を強制するJR連合・西労組を除く、国労、建交労、JR総連・西労の3労組が、この日はじめて動労西日本とともに入社式闘争に登場しました。入社式をめぐってJR西日本本社前が、青年労働者獲得に向けた労働組合同士の組織拡大戦の場になりました。
動労西日本は、前日の3月31日には支援の労働者と共に、JR吹田駅での新入社員に組合紹介リーフの配布活動を展開しました。JR西日本が吹田研修センターに前泊させる結集時間にあわせた行動です。ここでも、JR西日本当局による支社単位で隊列を組んでの行軍がおこなわれましたが、次々に新入社員がリーフを手にしていきました。昨年を大きく上回る150枚以上のリーフが、新入社員に渡されました。
すべての労働者のみなさん。外注化・非正規化粉砕、JR西日本に尼崎事故の責任を取らせよう。4・20尼崎闘争から6・9国鉄全国集会へ結集しよう!
入社式に向かう新入社員に訴える山田書記長(4月1日・大阪)
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動労西日本組合規約抜粋(2013年1月20日改正)
第3条 この組合は日本国有鉄道の承継法人たる、西日本旅客鉄道株式会社を中心に、東海旅客鉄道株式会社、四国旅客鉄道株式会社、九州旅客鉄道株式会社及び同エリア内に存する日本貨物鉄道株式会社並びにそれらの関連企業の労働者で組織する。(職種・雇用形態は問わない)但し、前記以外の労働者であっても執行委員会の決議をもって組合員となることができる。
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(動労西日本・連絡先)
本部書記局:広島市東区光町1-7-15-208/携帯(090)7371-3107[野口照生]
メール:dwh-west1715208@docomo.ne.jp
岡山連絡所:岡山市北区岩田町6-11/携帯(090)1325-0414[書記長・山田和広]
メール:doro-nishi@ezweb.ne.jp(携帯からのメールのみ受信)
パソコンメール:doro.nishi@gmail.com(パソコンからはこちらへ)
近畿支部(準備会):大阪市西成区山王1-1-10-807/携帯(090)8120-9007[樫村厚]
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