本部情報８１号を発行～尼崎事故８周年弾劾！４・２５レールテック第２波ストライキへ！～

本部情報８１号　２０１３年４月１７日発行

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尼崎事故８周年弾劾！
外注化・非正規化粉砕！
４・２５レールテック
第２波ストライキへ！


ストの決意を述べる赤松賢一副委員長（３・２５ストライキ大阪支社前）


レールテックへの要求書

〈１〉レールテックとの労使関係

①レールテックは赤松組合員の賃金を出向負担金として支払っているのかを明らかにされたい。また、レールテックはＪＲ西日本の出向社員を何人受け入れて、出向負担金をいくら負担しているかを明らかにされたい。
②レールテックは赤松組合員と全面的な労使関係をもつ使用者であることから、団体交渉をする責任があるはずである。これについてのレールテックの見解を明らかにされたい。
③レールテックが団体交渉を行わないというのであれば、不当労働行為であり、かつＪＲ西日本による偽装請負となるものであるが、レールテックの見解を明らかにされたい。

〈２〉賃金・残業問題について

①レールテックの２０１１年度と２０１２年度の全体の残業の実態を明らかにされたい。
②レールテックの総合業務監査で残業の未払いがあることを確認しているはずである。その後、未払いの残業代が払われたという話を聞かない。レールテックは残業代の未払い問題をどう解決するつもりであるのか。その具体的プランを明らかにされたい。
③レールテックの工事監理では、夜間作業の線路閉鎖工事について列車間合いの変更等による変更打合せを夜間に電話で受けている実態があるが、超勤が未払いの現状が放置されている。この問題をどう考えているか明らかにされたい。
④レールテックの年休消化率が全体で何％かを明らかにされたい。また、年休消化率を業務単位ごとに明らかにされたい。
⑤レールテックの年休消化率が低い実態が明らかになった場合の原因と対策を明らかにされたい。
⑥レールテックに賃金表がない現状は異常なことである。これについてのレールテックの見解と対策を明らかにされたい。
⑦レールテックの賃金は、ＪＲ西日本と賃金の半分にしかない現状は認められない。どうして、同じ作業をしても、レールテックの労働者だけＪＲ本体の労働者の半分しかないのか。これについての見解を明らかにされたい。

〈３〉安全問題

①新大阪「待避不良事故」（２０１２年１１月２３日）についての原因と対策を明らかにされたい。
②ＪＲ西日本が作業責任をとらず、請負会社が責任をとっているがこれについての見解を明らかにされたい。
③レールテックにおいて安全な作業に不可欠の照明器具、安全帯などの備品の配備状況について明らかにされたい。

〈４〉業務委託における姿勢の確認

①レールテックの業務に不可欠なオートＣＡＤ等の備品の配備状況について明らかにされたい。
②レールテックの業務に不可欠な部外関連の仕様書等の書籍の配備状況について明らかにされたい。また、これらを揃えることをするつもりがあるのかを明らかにされたい。聞くところによると工事請負会社にコピーさせてもらえと言っているレールテックの現場長がいるそうだが、それは会社の考え方で間違いないか明らかにされたい。
③レールテックの要員が足りないことで安全パトロール等が少ない現状を打開する考えがあるのか。要員を増やす考えがあるのかを明らかにされたい。
④レールテックの社員に対する教育が十分になされていない。レールテックの責任で必要な教育をするつもりがあるのかを明らかにされたい。営業線近接工事保安関係標準示方書以外にも多種多様な鉄道の規程があるがレールテックは「ＪＲの通信研修を受講せよ。自己研鑽せよ。」と言うだけで会社として教育しないのはなぜなのか明らかにされたい。
⑤レールテックは「工事監理については社員を育てる気はない」と常日頃いっているが、これは人件費の流動負債化を考えているのか明らかにされたい。要するに社員をもの扱いしているのか回答されたい。


４月25日（木）16時～
スト突入集会
ＪＲ大阪支社前

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「ひとりのちからはみんなを動かせる」　　　
４・１４四条畷駅スト報告

国鉄西日本動力車労働組合執行委員　　中西　剛

　４月１４日（日）、四条畷駅において行ったストライキは、大変成功したと、私は思う。
　まず、第一に、日曜日などの、休日ダイヤの日は、当番助役１人しか勤務していないが、この日に限り、駅長・助役が全員出勤させるという、異例な事態を作ったことだ。
　ストライキ通告を行った後に、駅長・助役の出務表が、勤務変更され、全員出勤させたことが、私にとって、まず、ひとつの勝利をおさめたことであると思う。
　更に、休日でもあるにも関わらず、本社・近畿統括本部・大阪支社の人事・労務担当の人間を、私一人の為に動かしたことも勝利である。
　総括すると、今回、ＪＲ西日本の人事・労務担当の人間は、休日であったこともあり、前回より、大幅に減ったが、やはり、ＪＲ西日本は、動労西日本を恐れているということが、明らかになったことだ。
　また、大阪府警の公安警察隊も、休日やのに、監視とはご苦労なこったと思った。
　さて、本題に入りますが、今回のストライキは、前回のストライキにおいて、岡崎組合員が発した「ストは楽しい闘いだ」の一言が心に残っていたので周到に準備した。
何から話そうかと、箇条書きで書いていき、文章にすると、Ａ４用紙４枚ものになりました。
　当日に、怒りの全てをぶちまけてやろうと思い、ありのままに当局にぶちまけました。発言しているとき、当局の経営施策などを批判している時は、非常に気分がよかった。
　前回同様、一人の力は、みんなを動かせることにも、すごいと感じた。
４・１４四条畷駅ストライキに駆けつけて下さった、支援の仲間にも、一人ずつ感謝の言葉を言いたい。また、こちらからも支援をして、絆を深め、新自由主義自体を崩壊させ、労働者の手で、この国を創っていかなければならないと、私は改めて思った。
　最後に、一般の労働者からもエールが送られ、感動した。多くの労働者がＪＲ西日本のやっていることに、あきれ、怒っているのです。　われわれは、まず第一段階として、ＪＲ西日本という企業と、あらゆる戦術を駆使して闘い、職場を労働者の手に取り戻し、新生ＪＲ西日本をつくらなければならないなと思った。
　一般の労働者のビラの受け取りがよく、最後には、ビラが１枚も残っていないことには驚きました。

４月１４日ストライキ宣言を行う中西剛執行委員。ＪＲは尼崎事故の責任をとれ！労災事業主証明を行え！と訴えた
（４月１４日四条畷駅東口）

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動労西日本組合規約抜粋（２０１３年１月２０日改正）

　 第３条　この組合は日本国有鉄道の承継法人たる、西日本旅客鉄道株式会社
を中心に、東海旅客鉄道株式会社、四国旅客鉄道株式会社、九州旅客鉄道株
式会社及び同エリア内に存する日本貨物鉄道株式会社並びにそれらの関連企
業の労働者で組織する。（職種・雇用形態は問わない）
　但し、前記以外の労働者であっても執行委員会の決議をもって組合員となる
ことができる。

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　　　　　　　　　　　　　　（動労西日本・連絡先）

本部書記局：広島市東区光町１－７－１５－２０８/携帯（090）7371－3107［野口照生］
メール：dwh-west1715208@docomo.ne.jp

岡山連絡所：岡山市北区岩田町６－１１/携帯（090）1325－0414［書記長・山田和広］
　　　　　　 メール：doro-nishi@ezweb.ne.jp（携帯からのメールのみ受信）
　　　　　　　パソコンメール：doro.nishi@gmail.com（パソコンからはこちらへ）

近畿支部（準備会）：大阪市西成区山王１－１－１０－８０７/携帯（090）8120-9007［樫村厚］
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