本部情報９３～秋季年末要求（申５号）を提出！尼崎事故裁判歴代３社長無罪判決を許すな！

パソコンでご覧の方は、以下のリンクからｐｄｆファイルをダウンロードできます。
https://dl.dropboxusercontent.com/u/20014389/honbujyoho93.pdf

本部情報９３号　２０１３年１０月８日発行

２０１３年秋季年末要求（申５号）を提出
尼崎事故裁判歴代３社長無罪判決を許すな

ＪＲ西日本真鍋社長あてに提出した要求書の内容を掲載します。

１．定期健康診断および医学適性検査について
①現在、駅など一部の職場においては、定期健康診断および医学適性検査を、自分の時間で受けている現状がある。今後、労働時間としてあつかわれたい。
②労働安全衛生法66条において、会社は、健康診断を実施する義務があり、社員にも受診義務がある。よって、健康診断に要する時間は労働時間としてあつかわれたい。
２．制服について
　鉄道営業法第20条および第23条に定めているとおり、鉄道係員は、制服を着用すべきとされているが、現状では、車両保守、工務、工場などでは汚れた被服を業者に依頼し、一括して洗濯・クリーニングを行っている。しかし、駅営業係員については自費での対応である。営業職においても一定のクリーニング代の支給、もしくは会社が一括して洗濯する等の対策をとられたい。
３．運転保安に関する要求
　本年６月30日、広島支社管内・可部線「安芸長束駅」構内の踏切で、10才の女児が電車に接触して大けがをする、痛ましい事故が起こった。１か月後の７月29日には、再発防止の対策工事を終えたとのことであるが、「遮断機の設置と見張り要員の配置」を早急におこなわれたい。

勤務時間中の待機時間における賃金未払い問題

　主に中間駅の駅営業係員の間で深刻な問題となっている。ＪＲ本体の契約社員、外注会社メンテックおよび西日本交通サービスの契約社員における重大な問題である。拘束時間は長いが、窓口を閉めている待機時間・休憩時間には一切賃金が支払われないというものだ。
　労働者には、朝ラッシュ前の午前７時ころから出勤させ、帰宅ラッシュ後の午後８時ころまで働かせるというものだ。会社は、窓口を開けて利用者の対応をしている実働時間だけ賃金を支払う。
　そもそも待機時間というのは、勤務時間の一部だ。窓口を閉めているとはいえ、利用者に呼び出されたり、非常時には対応しなければならない。にもかかわらず、待機時間に賃金は一切支払われない。会社はこうして労働者をこき使い、ボロもうけをしているのだ。絶対に許すことはできない！
　会社は待機時間中も賃金を支払え！非正規雇用をただちに撤廃しろ！
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
今こそ闘う労働組合を全国の職場に！

１１・３全国労働者総決起集会に結集しよう！

日時：1１月３日（日）12:00～

会場：東京・日比谷野外音楽堂

※参加したい方は連絡を。交通費の相談応じます。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
山田行政訴訟（中央労働委員会相手）
１１月１１日（月）１３：３０～
東京地裁５２７号法廷

中西労災裁判
１１月２１日（木）１３：３０～
大阪地裁６０８号法廷

山田民事訴訟（ＪＲ西日本相手）
１１月２９日（金）１３：３０～
岡山地裁２０７号法廷
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
職場の情報を寄せて下さい。
ＪＲ東海以西のＪＲと関連会社の仲間は、動労西日本に加入しよう。（連絡先は裏面）

---

ＪＲ西日本は、尼崎事故の責任をとれ！
中西執行委員の労災を認めろ！

　９月27日、神戸地裁で尼崎事故の責任を追及する裁判の判決が出された。ＪＲ西日本の歴代３社長が無罪という許し難い判決だ。怒りを込めて弾劾する。
　井手は、「事故が起きるとは全く想定できなかった。」と一貫して無罪を主張した。会社はなんの責任もとらないが、現場労働者には全ての責任を押しつける。尼崎事故によって乗客と高見運転士だけでなく、多くの現場労働者が精神的に追い込まれ、病気や退職に追い込まれた。中西執行委員の労災認定裁判は、ＪＲ資本に尼崎事故のすべての責任をとらせる闘いでもある。共に闘おう！

2013年9月28日付け日本経済新聞から引用


ＪＲ西日本の外注会社作業員が鉄橋から川に転落し死亡

　またしてもＪＲ西日本によって、外注会社の仲間が殺された。９月30日午前１時ころ、大阪府吹田市にある東海道本線が通る鉄橋の上で、ＪＲ西日本の外注会社作業員数人が枕木を交換するため、転落防止用のネットを張っていたところ、そのうちの１人の青年（21才）が川に転落し、おぼれて死亡した。
　この事故は外注化が原因だ。保線などの技術や経験が必要な仕事を、なんのノウハウもない、安全に作業するための道具すらまともにそろえられない、そんな外注会社にすべて丸投げしているからだ。
　ＪＲ西日本は、ＪＲ本体の労働者からは死者を出してはならないが、外注会社の労働者が死のうと関係ないという、ふざけた方針＝中期経営計画２０１７を出している。こんなものは粉砕あるのみだ。外注化をただちにやめろ！外注会社の労働者をすべてＪＲ本体に戻せ！

すべての怒りを１１・３全国労働者集会へ！

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
（動労西日本・連絡先）

本部書記局：広島市東区光町１－７－１５－２０８/携帯（090）7371－3107［野口照生］
メール：dwh-west1715208@docomo.ne.jp

岡山連絡所：岡山市北区岩田町６－１１/携帯（090）1325－0414［書記長・山田和広］
　　　　　　 メール：doro-nishi@ezweb.ne.jp（携帯からのメールのみ受信）
　　　　　　　パソコンメール：doro.nishi@gmail.com（パソコンからはこちらへ）

近畿支部（準備会）：大阪市西成区山王１－１－１０－８０７/携帯（090）8120-9007［樫村厚］
　　　　メール：fc.barca@ezweb.ne.jp

　動労西日本ブログ＝http://doronishi.exblog.jp/（携帯・パソコン共通）

最新の動労西日本情報は、動労西日本ブログを見てください。