2014年 01月 13日
本部情報100号を発行~篠山口駅で青年が動労西日本に結集~
https://dl.dropboxusercontent.com/u/20014389/honbujyoho100.pdf
本部情報100号 2014年1月13日発行
篠山口駅で青年が動労西日本に結集
JR西日本による退職強要のための
パワハラ・いじめを絶対に許さないぞ!
会社からの追放を狙ったいじめが組織されていた
昨年12月19日、JR西日本篠山口駅の青年労働者・大田周一君(35才・運輸管理係)が、動労西日本に結集した。福知山支社における最初の組合員になった。
大田君が、結集したのは、職場のパワハラ・イジメと闘い粉砕するためだ。JR西日本の責任を追及するためだ。
篠山口駅は、浜野駅長・助役・係長4人の管理職と運輸管理係20人がいる福知山線の要の管理駅である。
この篠山口駅で、大田君に対する、A係長を中心にした、いじめ・パワハラを加えるグループがつくられ、彼らを先兵にして、大田君を会社から追い出すための執拗なイジメ・パワーハラスメントが繰り返されていたのだ。
大田君は、JR西日本によって不当にも病気休職に追いやられ、1年半前に、治療を受けながらの勤務として、本来業務以外の業務を強制されてきた。その大田君に対して、JR西日本は、組織的ないじめ・パワハラをもって退職に追い込もうとしてきたのだ。
そのやり方はまさにブラック企業そのものだ。
これがいじめの手口だ!JR西日本はブラック企業
●カーテンの前のイスに座っているときに、意図的に、 大きい音を出すようにカーテンを閉める。
●電話で業務の連絡したら「そんなのわかってるわ!!」 と怒声をあげ一方的に電話を切る。
●営業学習会の時に「おまえ誰やねん!」と侮辱発言
●着替えていたとき服が当たった際に「汚な!さわんな!」 と怒鳴り侮辱する
●勤務の都合で2人の横を通過する際「汚な!汚な!」 をそろって連呼。
●大声で「頭がおかしいやつがいるやろ」と話す
●侮辱する以外は徹底無視する。
これ以外にも枚挙にいとまがないほどのいじめを加えてきたのだ。
労働者に責任はない!一切は会社の責任だ!
是正を求め要求書を出す
大田君は、これに対して、「いじめられるのは自分のせいなのか」と悩み苦しみながらも、「やはりこれは絶対に許してはならない。一切は会社の責任だ」「これは自分一人だけの問題ではない。こんなことがまかり通ったら、多くの労働者が、同じめにあわされる」と思い闘いを始めたのだ。
正当な要求を踏みにじり 病気をでっち上げようと画策
12月12日、大田君はついに、浜野駅長に対して「是正」を求めて文書で、いじめの実態を明らかにした。
この大田君の正当な要求に対する浜野駅長らの対応はとんでもないものだった。
浜野駅長は、以前に精神症を発症して病休していた大田君の経歴につけ込んで、「再発病した」とレッテルを貼って、病気休職に追い込もうとしてきたのだ。
実際には、大田君は、通院していたが、主治医から治癒ずみとの診断を得ていたのである。
それにもかかわらず、浜野駅長は、2年前に大田君に対して、病休においやったやり口を踏襲して、診察に同行・同席することを強要してきたのだ。診察に同席して、病気であることを騒ぎ立て、強引に病気休職に追い込もうとしてきたのだ。この無茶苦茶なやり方を、大田君は当然にも断固拒否した。
しかし浜野駅長は、12月18日にJR西日本の佐々木保健師にかかるように業務命令を発し、「半休をとって任意で行ってもらう」と言ってきた。大田君は、仕方なく福知山で、佐々木保健師と面談した。佐々木保健師は、「診察での浜野駅長の同行・同席」「家族への通告」(家族の力で病気だと認めさせようとすること)を大田君に迫り、同意させようとしてきたのである。
動労西日本への加入
これに対して、大田君は断固拒否して闘い抜いた。大田君は、ことここに至って、職場ぐるみのとんでもないイジメ・追い出し・首切り策動だと悟り、闘うことを決意し、闘う労働組合に結集するしかないと、動労西日本に加入することを決断したのだ。
いじめ・パワハラ隠蔽(いんぺい)に躍起(やっき)となる管理職
大田君の動労西日本加入と組合員通告に対して、浜野駅長をはじめとする篠山口駅の管理職は、パワハラ・いじめの隠蔽に躍起になっている。
今年、1月に、大田君が提出したいじめ・パワハラの報告書に対して、「事実と違う」「こんなことは言っていない」などと、言いがかりをつけて、告発者である大田君に、事実の歪曲・もみ消しを強制しようとしているのだ。なんと醜悪な姿であることか!
さらに、浜野駅長は、「動労西日本をどうして知ったのか」などと問い詰め、組合嫌悪をむき出しにしてしてきたのである。
大田君の動労西日本加入に大打撃をうけたことを自己暴露したのである。
大田君は、断固として闘うことで、JR西日本の正体が明らかになったことに、ますます確信をもって、闘い抜こうとしている。
JR西日本の責任を徹底追及する!
われわれ動労西日本は、大田君に対するいじめ・パワハラの事実を絶対に曖昧にしない。徹底追及することを宣言する。
JR西日本の責任は重大だ。2013年4月浜野駅長へ大田君が申し出た、改善要求を意図的に放置し、いじめを続行させてきたのだ。また、浜野駅長らによる不当労働行為も絶対許さない。
ブラック企業=JR西日本と闘おう
新自由主義の突破口であった国鉄分割・民営化から27年を経て、2000万が非正規に追いやられ、長時間労働・過労死、低賃金とともに、いじめ・パワハラが横行している。退職理由の2割がいじめ・パワハラと言われている。企業が首切りの基本手段としていじめ・パワハラを組織的に使っているのだ。 JR西日本も、最悪のブラック企業だ。
太田君の闘いは、すべての労働者の闘いだ。ともに闘おう!
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山田解雇撤回民事訴訟(JR西日本が被告)
第4回口頭弁論 2月6日(木)13:30~ 岡山地裁202号法廷
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中西労災裁判闘争
第9回口頭弁論 2月20日(木)13:30~ 大阪地裁608号法廷
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