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本部情報106号を発行~14春闘勝利!広島ストを貫徹!

以下のリンクから、pdfファイルでダウンロードできます。
https://dl.dropboxusercontent.com/u/20014389/honbujyoho106.pdf

本部情報106号  2014年3月18日発行


14春闘勝利!広島ストを貫徹!
~3月17日=広島印刷事業所(広島支社)
五日市駅(山陽本線)を拠点に!
外注化阻止・非正規職撤廃、運転保安確立、貨物賃下げ粉砕、国鉄1047名解雇撤回・JR復帰へ最高裁10万筆署名を!


 動労西日本は3月17日、広島印刷事業所(JR西日本広島支社構内)と五日市駅(山陽本線)を拠点に、14春闘ストに立ち上がった。大阪から中西副委員長が、岡山から山田書記長が駆けつけ、共に広島ストを闘った。集会の司会は山田書記長が担った。

広島支社前でスト突入集会を闘う!


ストに突入した岡崎組合員(広島支社前)
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 午後3時、広島印刷事業所でストに突入した岡崎組合員を支援の仲間が出迎え、広島支社正門前で集会が始まった。スト突入集会開始前から、JRの人事課の連中がこそこそと監視にきていたが、そんな威圧を吹き飛ばす勢いで、岡崎組合員からスト突入宣言が発せられた。
 「ストライキで闘うのが労働組合だ。『過労死・超長時間労働・低賃金』攻撃を粉砕するため、14春闘をストライキで闘う。昨年7月には非正規の労働者が2000万人を超えた。『格差』『貧困』『ワーキングプア』『非正規』『ブラック企業』『過労死』『解雇自由』、社会全体がこんな現実で覆い尽くされている。出発点が国鉄分割民営化であり、民営化後も攻撃は続いている。すべての労働者を使い捨ての非正規職に突き落としていく攻撃だ。安倍政権は、大資本の生き残りのために、さらなる雇用破壊、すべての労働者の非正規職化に踏み込もうとしている。『もう決まったことだから仕方がない』というあきらめを組織し、現場が闘いに立ち上がることを押さえつけている労働組合指導部と決別し、われわれと共に闘おう!」
「山田書記長の解雇を撤回しろ!」「中西副委員長の労災を認定しろ!」とシュプレヒコールをたたきつけ、広島支社前行動を終えた。

シュプレヒコール(広島支社前)
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五日市駅前でスト突入集会を闘う!

 場所を移して午後6時、五日市駅でストに突入した大江委員長を支援の仲間が出迎え、集会を開始した。ここではJRの管理職20人と私服刑事10人が威圧する中、結集した仲間の団結で圧倒し、堂々と集会を勝ち取った。
 大江委員長からストライキ宣言が発せられた。「安全崩壊の現状にあるのは、なにもJR北海道や東日本、貨物だけの話ではない。JR西日本でも、踏切事故や駅で転落事故、保線・電気・信号での事故が多発している。JRは直ちに外注化をやめろ!反合理化・運転保安確立に向け、JRの現場から働く仲間のストライキで闘おう!
 踏切事故は周辺の駅の合理化によって、発生時の対応ができない状況になり、非正規職員にも対応が強制されようとしている。会社は『駅は安全の要』ということをどう考えているのか!動労西日本は駅の安全闘争に取り組み、昨年、可部線の安芸長束駅に遮断機を設置させた。闘えば勝てる!」

決意を語る大江委員長(五日市駅北口)
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 ストライキに連帯して、国鉄闘争全国運動関西準備会の一員であり、国労近畿地本の富田さんから、メッセージがよせられ、大江委員長が読み上げた。
 「JR西日本はたった500円のベアで今14春闘に回答してきた。最大労組の西労組も、国労本部にストライキ要請した国労西日本も屈服し、ストライキを放棄した。
 国鉄闘争全国運動に結集する関西生コン、港合同、そして動労西日本のみが、資本家階級と力関係で賃金をもぎり取るという、労働運動の原則にたった闘いを展開していることに自信と勇気を持とう!
 JR北海道の多発する事故・JR東日本の京浜東北線・川崎駅事故は、国鉄分割民営化=JR体制がすべて崩壊したことを告げ知らせている。反合理化・運転保安闘争で闘ってきた私たちの路線が、JR体制を打倒するチャンスの到来だ。
 関西もJR青年労働者獲得のために、共にJR青年労働者獲得闘争をやろう!4・19尼崎闘争に闘うJR青年労働者を登場させよう。」

 続いて、草津病院支部の仲間からアピールを受け、岡崎組合員から広島支社前でストを貫徹したことが確認された。
 支援の仲間からリレー形式でアピールを受けた。岡山から駆けつけた仲間から、今の社会そのものを労働者の闘いで変えていこうと熱烈に訴えられた。広島連帯ユニオンの仲間からは、組合員に対する不当解雇攻撃に対し、組合の団結で闘って解雇撤回を勝ち取ったことが報告された。高陽第一診療所労組からは、医療においても合理化反対・安全確保で共に闘うと決意が述べられた。

 組合員へとマイクを戻して、中西副委員長が、尼崎事故を受けてのJRへの怒りと、4月に四条畷駅でみずからが関西の仲間と共にストに立つことを明らかにした。

大阪ストへの決意を語る中西副委員長(五日市駅北口)
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 最後にもう一度大江委員長にマイクを渡し、まとめとこれからの闘いにに向けた決意を受けた。インターナショナルを高らかに歌い、団結ガンバローで広島ストをしめくくった。

安芸長束駅構内踏切での女児重傷事故を受けてJRに遮断機設置を要求。
2013年12月23日に遮断機が設置された。
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by doro-nishi | 2014-03-18 00:53 | 本部情報 | Trackback | Comments(0)