2016年 02月 22日
2・19徳島刑務所闘争~星野奪還アピール
安倍政権は誰の目にも、崩壊の過程に入っています。株価暴落、マイナス金利、大臣の汚職辞任。危機の中で北朝鮮の核実験をも口実に、沖縄の基地から朝鮮侵略の戦争に走り出す。こんな富裕層が労働者を犠牲にする時代は、根底から変革されなくてはなりません。
まさに転換の2月です。2・14国鉄集会が、力強く開催されました。歴史を転換する解雇撤回署名が、私たち労働者自身によってはじまりました。国鉄闘争と星野闘争が一体で闘いぬいてきた30年が、ついに切り開いた地平です。1987年中曽根政権が仕掛けた「沖縄・星野には無期懲役」、「国鉄労働者には1047名解雇」は、「全てを奪い、生きる事にさえ絶望させる」攻撃でした。それが絶対反対の闘いで、覆りつつあります。
星野獄中闘争の存在、星野救援運動の陣形は、国鉄闘争、動労総連合と結合することで、労働者民衆の絶対反対の拠り所となっています。全証拠開示100万人署名、1万人の星野絵画展、さらに星野新聞。絶望の新自由主義に対して、「生きる希望」を届けています。
徳島刑務所長による星野文昭さんらへの「友人面会禁止、処遇3類降格、カイロ購入不許可」の強制、必ず撤回させましょう。「カイロ購入を許せば、お金のあるなしで差別が生じる」という回答。これは外注化・非正規職制度を強制しておいて「同一労働同一賃金」をもちだす。福島の被災者とJR労働者には、常磐線延線を強制しておいて避難住宅の補助を打ち切る。まったく同じやり方です。絶対反対で闘うことだけが、生きる道です。
チョンテイル精神を継承する韓国民主労総・ハンサンギュン委員長は、獄中から。外にいる80万民主労総は職場から。獄壁をこえてパククネ打倒のゼネストに立ち上がっています。それが、仏教界、キリスト教会、農民、市民の心を揺さぶり団結する要になっています。
星野精神を継承すると宣言して動労福島が結成されました。国労共闘から動労総連合・新潟への転換的決断は、今までの戦後体制内の延長線に勝利はないという決断でした。70歳で星野さんを奪還する。私たち星野救援運動も転換しました。
国鉄闘争と星野闘争は一体です。動労総連合の全国的建設で星野さんを奪還しましょう。
3・11福島反原発行動、5・15沖縄闘争、6・19星野全国集会にむけ、星野新聞を軸に、力づよい星野救援運動をうち立てましょう。
2016年2月19日 星野面会・処遇改善要求行動 参加者一同