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徳島医療福祉労働組合から~徳島県警による、労働組合への不当弾圧に抗議する

徳島県警による、労働組合への不当弾圧に抗議する

2016年3月18日 徳島医療福祉労働組合

私たちは、徳島県警の不当な職務質問を絶対に許しません。
断固抗議し、文書での謝罪を求めます。

2016年3月18日深夜0:30頃~明け方4:00頃まで、県警パトカー2名の警官が、路上で職務質問と称して一人の人を取り囲みました。延々3時間にわたって、名前を言え、カバンを開けて中味を見せろ、と執拗に迫ったのです。
職務質問を受けたのは徳島医療福祉労組のH書記長でした。この職務質問が「任意である」ことを確認して、断固として抗議しました。気温が8度に冷え込む中、仕事をおえたあとの疲れをものともせずに、果敢に闘いぬきました。

これは12万人に国会包囲された戦争法強行につづき、米韓軍事演習・伊勢志摩サミットで安倍政権が朝鮮侵略戦争へのめり込むなかで起きている事態です。
このような警察の不当な職質が起きていることこそ、安倍政権のアベノミクスが、「当たり前の生活」を破壊している証拠です。街角も職場もソックリです。 

不安定な非正規雇用を蔓延させておいて、街を歩けば犯人扱い。経営者側が外注化させ、安全崩壊するほどの過重労働を蔓延させておいて、事故が起きたら現場を犯人扱い。
額に汗して働く私たち労働者を見下すあり方、これとの妥協の余地なし。絶対反対で立ち向かわずには、起き上がることも、身を伸ばすこともできません。
動労千葉の国鉄分割民営化の解雇撤回闘争を軸に、労働の誇りと共同性をとりもどし、「生きていけれる賃金をよこせ!」で2016年春闘をたたかいます。

追い詰められているのは安倍政権です。3月18日夕刻、公安警察は不当逮捕した京都大学・反戦ストライキの6名の学生を、不起訴、全員釈放しました。斎藤郁真・全学連委員長を先頭にした完全黙秘・非転向の闘いと、労働者民衆の救援運動に、逮捕した側の公安警察が完全に敗北しました。
労働運動・学生運動を担う20代の青年の団結の力が、京都の公安警察や徳島のパトカー警官らを打ち破りました。

私たちは、安保・沖縄闘争で獄中41年、完全黙秘・非転向の星野文昭さんと固く団結して、世界の労働者・青年とさらに前進します。      (了)

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by doro-nishi | 2016-03-23 14:18 | アピール | Trackback | Comments(0)