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5・1岡山メーデー報告

国鉄闘争全国運動岡山の仲間は、朝の全労連メーデーに登場し、国鉄1047名解雇撤回の新署名を集めた。昼の岡山駅前街宣でも新署名を呼びかけ、100筆近い署名が集まった。その後、駅前をデモ行進し、朝鮮侵略戦争に反対しストライキで闘おうと声をあげた。デモには、ビラを見て来たという労働者も参加した。

会場を移し、飛び入りの参加者と共にメーデー集会を開催。動労西日本の山田和広書記長が基調提起を行った。山田書記長は、戦争会議であるサミットを弾劾し、米帝オバマの広島訪問絶対反対で闘うことを訴えた。そして、熊本大地震の被災地救援を取り組み、動労西日本岡山支部の拠点化と組織拡大方針について提起し、続いて、岡山マスカットユニオンの清水久美子委員長が、「三菱自動車燃費データ改ざん事件での不当解雇を許さない決議」を提案した。

倉敷市の三菱自動車水島製作所では軽自動車の生産ラインが停止、少なくとも5月末まで約1300人(約4割)の労働者が自宅待機を余儀なくされ、賃金カットされている。岡山県内では、倉敷市・総社市を中心に、下請け会社2社で生産全面停止、10数社で生産一部停止に追い込まれ、非正規労働者は休業補償もない。下請け会社の中には、正社員を名古屋工場に移し、名古屋工場の派遣労働者を解雇している会社もある。不正行為は全て三菱自動車経営陣の責任であり、それを現場労働者に押しけ、解雇と賃金カットで生き残ろうとする資本を許すことはできない。日本と世界の巨大資本が過剰生産・過剰生産力を抱え、相互につぶしあいを行っているのが原因だ。決議を集会参加者全体で採択し、ユニオンが闘いの先頭に立つことを確認した。

 
岡大医学部職員組合の矢田範夫さんからは、岡大病院で非正規職員4人の3月末雇い止め解雇を粉砕し、組織拡大を勝ち取ったことが報告された。動労千葉がCTSで就業規則改悪を粉砕したように、闘えば勝てると展望を語った。集会参加者は、①新自由主義攻撃と闘い熊本大震災の被災地救援をすること、②動労西日本岡山支部建設に地区が闘うこと、③7月選挙で鈴木たつお候補を押し立てることを議論した。

外に向かって侵略戦争をしかけ、国内では労働者階級に全ての矛盾を押しつけて生き延びようとする資本家階級を倒し、労働者が主人公の社会をつくろう。国鉄解雇撤回新署名を武器に、7月選挙決戦と一体で、岡山で動労西日本の組織拡大を勝ち取る決意だ。春闘を総括し、6・5国鉄全国運動集会に総決起しよう!

(動労西日本書記長・山田和広)

by doro-nishi | 2016-05-19 11:11 | 活動報告 | Trackback | Comments(0)