2016年 10月 02日
朝鮮侵略戦争阻止!労働法制改悪許すな!11・6日比谷大集会へ!10・2岡山労働者集会・デモ
集会に先立ち、正午から岡山駅前で街頭宣伝をおこない、「米日韓の朝鮮核戦争阻もう 韓国・民主労総ゼネストに応え11・6日比谷労働者集会へ」と訴える「前進」を配布した。街頭宣伝に続けて、「朝鮮侵略戦争阻止」「労働法制改悪を許すな」と訴えてデモ行進を行った。ビラを見て来たという初参加者も一緒に声を上げた。
デモ後の集会には20人が結集。冒頭、9月民主労総総力闘争のDVDの映像に全ての参加者は見入った。司会の労働組合岡山マスカットユニオン・木村守男書記長が、「帝国主義戦争に対する反撃をたたきつけていこう」と開会の挨拶をおこなった。基調提起は、岡山大学医学部職員組合・矢田範夫さんがおこなった。矢田さんは「労働法制解体攻撃と戦争情勢の急切迫は一体だ。戦争が始まる前にとめよう。韓国労働者のゼネスト決起が日本の労働者階級を揺り動かす力になる。11・6まで1か月余り、職場・地域にどんどん持ち込み、宣伝し、組織していこう。」と提起した。続いて、動労西日本・山田和広書記長が動労総連合と民主労総のスト報告をおこない、絶対反対の闘いが勝利の展望を切り開いていることを訴えた。
岡山大学医学部職員組合の矢田さん
動労西日本の山田書記長
集会後半は、労働組合からの発言だ。まず、自治労倉敷・百本敏昭委員長が発言に立った。「自治労本部を乗り越え、本当に闘う組織を作る。10月7日の岡山県本部定期大会で、民主労総ゼネスト連帯、11・6集会に結集しようという動議を出して闘う。他の自治労単組に11・6をオルグしていく。」と決意を明らかにした。労働組合岡山マスカットユニオンの清水久美子委員長は、「派遣会社や病院の労働者からの相談があり、解雇撤回闘争を共に闘っている。非正規職撤廃闘争・労組建設を軸に、小さな職場、組合のない職場からも労働者の決起を作り出していく。」と発言。岡山大学医学部職員組合の仲間は、「組合執行部が一切責任をとらない中で、この3月、私たちは非正規職の教員に対する雇い止め解雇攻撃を実力で阻止した。そのことに打撃を受けた当局は、一部の職場に対して5年上限超えの雇用を認めるという提案をしてきた。こんな分断と懐柔を絶対に許さない。私たちが求めるのは非正規職撤廃だ。11・6で全国と、世界とつながろう!」と訴えた。
岡山マスカットユニオンの清水委員長
岡山星野文昭さんを救う会の仲間、全国農民会議の仲間からも決意表明を受けた。初めての参加者からも、「安倍が中東で戦争をしている有志連合にカネを出しているのは明らか。日本は戦争に参戦している状態だ。若い人の決起をもっと!」と意見が出された。
集会の最後に、まとめと行動提起として矢田さんが、「怒りが沸騰している状況が全世界いたるところにある。われわれが闘いの旗を立てればその怒りに火をつけることができる。それが11月の闘いだ。労働者階級の怒りを11・6労働者集会に組織しよう。10・21国際反戦デーに岡山駅前で再びデモをやろう。」と訴えた。
初めて集会に参加した労働者からも、11・6に参加したいという声が上がっている。手応えは十分だ。11月国際共同行動の成功へ、職場で地域で1か月間の組織戦をやり抜こう。
(動労西日本書記長・山田和広)