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3・14全国一斉Jアラート訓練反対!改憲・戦争阻止大行進岡山が岡山県内の各自治体・公共交通機関などに申し入れ文を出しました

改憲・戦争阻止大行進岡山
代表:百本敏昭(自治労倉敷市職員組合)

事務局:岡山市北区岩田町6-11 動労西日本岡山支部内  動労西日本書記長 山田和広

武力攻撃などの発生時に備えた、Jアラートを使用した全国一斉情報伝達訓練中止の要請

国は、「武力攻撃などの発生時に備えた、Jアラートを使用した全国一斉情報伝達訓練」を3月14日に行なうことを決定して一方的に発表しました。私たちは、国が主導したJアラート訓練に反対し、この訓練を中止することを要請します。

以下、その理由を述べます。

一、実施目的は、「防災無線、学校の放送設備、保育園の受信設備などに、確実にJアラートが届くかどうかの試験」としていますが、「地域には、防災無線が聞こえたら、窓から離れる、建物の中に避難するなどの動作をとるように」と言われています。また、「学校や保育園では、個々の判断で、机の下に隠れるなどの対応をするように」と政府から指示がきています。こうした訓練の実施自体が、近隣諸国間の対立や戦争を煽るものです。自治体・公共機関は、日本国憲法にのっとって政府の戦争をあおる行為を拒否すべきです。

一、「Jアラート訓練」は、「あらゆる手段を通じて北朝鮮に対する圧力を最大限まで高めていく」とした安倍政権の「北朝鮮」への圧力の一環として行われるものです。安倍首相はことさらに「北朝鮮の脅威」を煽り、排外主義を煽っています。安倍首相やアメリカのトランプ大統領は、朝鮮半島での戦争危機を意図的につくりだしています。戦争をやろうとしているのは資本家であり安倍政権です。

一、「訓練」とはいえ、空襲警報のようにサイレンが鳴らされ、手で頭を隠して5分間もしゃがみこむことを強制されます。弾道ミサイル発射の緊急情報が発信された際は、教室での授業中の場合は「窓からなるべく離れて床に伏せて頭部を守ること、机の下に入って頭部を守ることなどが考えられる」としています。これは戦前に小学校で行われた「防空訓練」とまったく同じです。「Jアラート訓練」は、「北朝鮮の脅威」や差別排外主義を意図的に煽り、「国防意識」などを国民や子どもたちに植え付けようとするものです。また、自治体や学校や鉄道などで働く労働者を国家総動員=戦争動員の担い手にしていくことです。こうした動きと9条改憲攻撃は一体です。朝鮮半島での戦争の危機をつくり、煽っているのは、安倍政権です。国家総動員体制に向かっていった戦争の歴史を繰り返してはなりません。

労働者・市民を「Jアラート訓練」に動員するな!私たちは、戦争命令に対してストライキで闘います。「Jアラート訓練」をただちに中止するよう強く要請します。以上

by doro-nishi | 2018-03-12 16:41 | 申し入れ | Trackback | Comments(0)