広島メンテック情報９号～ＪＲ広島メンテックは構内での労働災害の責任を取れ！組合員の解雇撤回！雇用の継続を

ＪＲ広島メンテックは構内での労働災害の責任を取れ！

組合員の解雇撤回！雇用の継続を

７・７団体交渉へ

ＪＲとグループ会社で働く仲間の皆さん！

ＪＲ広島メンテック新幹線営業所では、とんでもないことが起こっています。わたしたち動労西日本は、そうした職場の問題を解決するために、7 月7 日に広島メンテック会社と団体交渉を行います。「おかしいことはおかしい」と声をあげましょう。

労働災害の原因は会社の安全配慮義務違反

３月２１日、営業所構内で、ＪＲ発注のフォークリフトに、組合員Ａさんの頭がぶつかる事故が発生しました。Ａさんは打撲と挫創のケガを負い、医者が「経過観察が必要」と診断したほどの事故でした。しかし会社は、Ａさんに1200 円を支払っただけ。治療費にも足りません。そもそも本来、清掃作業員の通路上で停めてはいけない場所にリフトが止まっており、「下を潜れ」の指示に従ったのに受傷したのです。会社の労働安全衛生法違反は明らかな事故状況です。それなのに事故について会社からは何の説明もなく、本人への謝罪もなかったのです。これは「労災隠し」そのものです。

安全無視のコロナ対策－無責任な消毒作業

営業所の清掃作業員には、新たにコロナ感染防止の消毒作業が指示されています。その作業は追加の業務で危険手当も支払われていません。また研修・教育、感染防止の保護具さえなく、管理職は「何かあったら､自己責任です」と言っています。全くデタラメです。その結果、Ａ組合員は、消毒液を取り扱ったことにより、腕にしっしんができて、現在も加療中です。

これは明白な労働災害です。またＪＲグループ全体の問題であり、新幹線営業所だけのことではありません。すでにＪＲの職場の安全は崩壊しています。

全職員の８割にもなる非正規職の加入を認めず、ＪＲやグループ会社と一体のメンテック労組では、安全な職場はつくれません。会社に責任を取らせ、安全な職場をつくる取り組みを動労西日本と一緒にやりましょう！

■労働安全衛生法（抜粋）

第３条（事業者等の責務）

事業者は、単にこの法律で定める労働災害の防止のための最低基準を守るだけでなく、快適な職場環境の実現と労働条件の改善を通じて職場における労働者の安全と健康を確保するようにしなければならない。 また、事業者は、国が実施する労働災害の防止に関する施策に協力するようにしなければならない。

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違法不当な退職強要を許さない

会社は、動労西日本のＡ組合員を、本人の意思に反して「退職」させようとしています。会社の行為は違法行為です。絶対に許せない。

Ａさんは、怒りのために『退職願』を提出しましたが、これは「１人の問題ではない、みんなで安全に働ける職場に変えたい」と考え直し、取り下げを申し出ました。しかし、会社はそれを認めようとせず、Ａさんを会社から追い出そうと図っています。

動労西日本は、Ａさんが組合員であることを明らかにして、雇用を継続するよう会社に要求しています。

組合員であることを知りながら、その労働者の雇用を打ち切ることは、労働組合法第７条１項で禁じられています。

ＪＲ広島メンテックは、Ａ組合員を引き続き雇用すべきだ！動労西日本は、7 月7 日の団体交渉で会社に要求します。

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労働相談を受け付けています。1 人で悩まず、まず連絡を

※秘密は厳守します。費⽤は無料です。

TEL 082-263-6103【相談担当に転送されます】

E-mail doro.nishi@gmail.com

ブログ https://doronishi.exblog.jp/

★国鉄西日本動力車労働組合は、ＪＲとＪＲグループ会社で働く仲間が、誰でも、何名からでも加入できる労働組合です。

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以下のリンクから、ＰＤＦファイルでダウンロードできます。

https://www.dropbox.com/s/blrmu4uweadnait/mentekjyoho9.pdf?dl=0