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本部情報263号~コロナ便乗のコスト削減を許さない!     冬のボーナス2.69ヵ月、全額支給を              職場と生活を守るためにストライキでたたかおう

※うら面のメールアドレスに誤りがありました。訂正したものと差し替えます。

以下のリンクから、PDFファイルでダウンロードできます。

冬のボーナス大幅減額を認めない!

JR西日本は9月9日、動労西日本以外の労組と締結している年間臨給に関する協定をいったん全面的に破棄し、再交渉に入るとの通告を行いました。会社は「12月10日支給・2.69か月」と決まっていた冬のボーナスを白紙にしたのです。「会社存続と組合員の雇用・生活を守るため」と称し、低額回答で覚書を締結した西労組をはじめとしたすべての労働組合は、その方針を見直すべきです。今期2400億円の赤字に対して、JR西日本は700億円のコスト削減を決定しました。しかし空前の大赤字なのであれば、まず株主配当をこそ、止めるべきではないでしょうか!

今回の冬ボーナスの大幅カットは、全面的なダウンサイジング経営の始まりです。この提案を飲めば、「コロナ禍の減収」を理由にして、次々と現場に矛盾が押し付けられてくることは、火を見るよりも明らかです。しかたがないと受け入れていたら生きていけない!この現実を会社を変えていくテコにし、未曽有の危機を労働者の団結した力でのり越えていきましょう!


ダウンサイジング(コスト削減)経営に転換

長谷川一明社長は、この間の談話やインタビューであけすけに、コスト削減の経営方針を明らかにしています。これ以上「経費節減」や「ダウンサイジング経営」の掛け声の下での賃金カットや人減らし(雇い止め・出向・転籍)を許してはなりません。現実にJR西日本では、現在も尼崎事故以前から続く『命よりもカネ』の経営方針が最優先なのです。


物が言えない職場から声をあげよう!

現場は、コロナ禍による大幅な減収・減益に際して「JRがつぶれたら公共交通の責任が果たせない」「働く場所がなくなれば労働者は路頭に迷う」と脅され、「あきらめて働け!」と抑えつけられてきました。しかし、ガマンして働き続けても事態は好転せず、しかたがないと応えるほどますますガマンを強いられ、今やボーナスの激減を強制されています。

コロナ危機の下でも、私たちは必死に働きました。なのになぜコロナ減収の補てんのためにボーナスがカットされないといけないのでしょうか!もうこれ以上しかたがないと働き続けることはできません。新規事業への資金投資や新技術の導入、減収・減益の補てんに労働者の賃金を奪い、つぎ込むことは筋違いです。現場労働者に赤字の責任はありません。さらに、奪われ続けないために、あきらめるのは、もうやめよう。奪うな!と声をあげて、となりの仲間と団結して立ち上がろう!それが労働者が犠牲にならない道なのです。


現場に本物の労働組合を!

JRで働くすべての仲間が一つに団結して、会社の経営施策に対して声をあげていく時がきました。今、声をあげなければ、本当に生きることさえできません!まさに今冬にも生活が破たんして命が危うくなる事態も生まれようとしています。「働く仲間同士で話すこともできない」状況を変えよう!自分たちの本音を言える労働組合をつくろう!団結して職場の主導権を奪い返す!それがストライキです。今こそ会社と真っ向から勝負する本物の労働組合とともに生き抜いていこうではありませんか!


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by doro-nishi | 2020-09-23 22:48 | 本部情報 | Trackback | Comments(0)