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広島メンテック情報第10号~賃下げー雇い止め・解雇を許すな

以下のリンクから、PDFファイルでダウンロードできます。
https://www.dropbox.com/s/9k6lsjwbdfb60kc/hiroshimamentekjyoho10.pdf?dl=0

JR西日本2332億円の赤字で700億円のコストカット!

賃下げー雇い止め・解雇を許すな


JR西日本グループの大再編(雇用破壊)が始まった

4月1日にJR西日本は、近畿エリアで駅業務を受託しているJR西日本交通サービスの子会社(JR西の孫会社)として、JR西日本中国交通サービスを設立しました。この会社で岡山・広島・山口・福岡4県の駅業務を「専門的に担う」とし、この7月1日から駅業務を受託して営業を開始すると発表したのです。

現在、JR西日本の広島支社管内(広島・山口)の駅業務は、JR西日本 本体の契約社員と広島メンテックの労働者が担っています。JR西日本は、2022 年度末には契約社員制度を廃止することを決定しています。JR本体から中国交通サービスへ駅業務移管するということです。

さらにJR西日本は、5月8日に、芸備線の志和口駅・向原駅を6月1日から無人化すると公表しています。現在、上記2駅は広島メンテックの労働者が駅業務に就いてますが、今後は職場が無くなるということです。芸備線廃止を視野に入れた駅無人化での雇い止めは許しません!

JR西日本は、駅業務を根本的に見直し、無人化を極限的に推し進めて、残った駅業務は、すべてJR西日本中国交通サービスに委託してコスト削減を図ろうとしているのです。


グループ会社全体の大リストラに反撃を!

JR西日本は、本体とグループ会社の労働者を差別と格差で分断し、「雇用は守る」と称して、グループ会社全体の雇用破壊でダウンサイジング(一般的には従業員削減=解雇を指す)を行うことを狙っています。

この間、労働委員会で明らかになったのは、広島メンテックや西日本メンテックをはじめとしたJR西日本のグループ会社は、ほとんどが100%出資の子会社・孫会社で、役員や管理職の大半は、JR本体の幹部社員や定年再雇用のシニア労働者です。JR本体の経営施策に従い、大幅なコストカットを強要されれば、その矛盾はグループ会社の労働者、特にプロパーの非正規の労働者にしわ寄せが強制される構造になっています。「仕方がない」とあきらめさせる、グループ会社どうし、また雇用のされ方の違い(正規・非正規)で差別し、格差をつけるという「団結つぶし」のやり方で、職場の労働者を有無を言わさず従わせてきたのがJRです。さらに「労働組合」(JR連合)が会社と労使一体で団結して会社に声をあげさせない(あげられない)状況を作ってきました。この構造がコロナ禍で崩壊したのです。ついに反撃のチャンスが来ました!


動労西日本でともに団結して生き抜こう

JRも連合もまったく何の力もないことが、コロナ禍で白日の下にさらされました。ガマンしていれば、何とか雇用が守られ、生活できる時代ではなくなりました。

会社にモノを申し、職場から「生きてやる」と声をあげていきましょう!今こそ会社とガチでたたかう労働組合が職場に必要な時です。正規・非正規、本体―グループ会社の垣根を越えて団結して、たたかおう!動労西日本に加入して、生きる権利を守り抜こう!

広島メンテック情報第10号~賃下げー雇い止め・解雇を許すな_d0155415_10354648.jpg

by doro-nishi | 2021-06-05 10:46 | 広島メンテック情報 | Trackback | Comments(0)