2021年 06月 22日
駅は安全の要号外~6・22山陽本線五日市駅でストライキ
コロナ減益を理由に、昨冬1.5ヵ月、今夏1.3ヵ月とボーナスが大幅にカットされています。これでは生活が成り立ちません。心底から怒りが沸騰します。JR西日本は、労働者と家族が普通に生きていけるだけの賃金を支給する義務があります。
さらに、くり返し一時帰休が延長されています。コロナを理由に人員を削減するための一時帰休の常態化には反対です。これは「余剰人員」を生み出すための仕掛けであり、空前の大量解雇―ダウンサイジングを狙った雇用破壊攻撃です。
動労西日本の組合員や特定の職員に一時帰休が集中しています。これは職場を分断し、団結を破壊して安全を損なうものです。この点を質した動労西日本に対して会社は、特定の社員に偏っていることを認めた上で、「スキルがない」「仕事ができない」と経営が決めつけて仕事を外すのは当然、という論理で差別・選別を行っています。絶対に許せません。
出向もまた人員削減に向かう資本の常套手段です。JRグループ会社の大再編は、分社化・転籍という水路を取って大量解雇・雇い止めへと向かう道であり、絶対に認められません。労働者の賃金を大幅にカットし、減便・減員で人を減らし、大量に雇い止め・解雇を行っておきながら、その一方では、改憲・戦争政策を推し進めて、生活とは直接に関係のない五輪に対しては莫大な金額の投資を行おうというのです。これが人を人とも思わない新自由主義の外注化・総非正規職化なのです。絶対に阻もう。
今こそ、職場・地域から生きさせろ!と行動を起こしていこう。動労西日本は、菅政権と、それと一体のJR資本と財界の雇用破壊に対して、6・22ストライキに起つ!ともに立ち上がろう!