2022年 10月 15日
「JR芸備線廃止反対!」のコール、地元 三次市でとどろく 10・10三次集会・デモが150人で大成功!
JR芸備線廃止反対!10・10三次集会アピール
私たちは本日の集会で、国交省検討会路線粉砕・JR在来線4割廃止攻撃粉砕・JR芸備線廃止反対を掲げて、全力で闘うことを確認しました。
去る9・23―9・27の安倍国葬粉砕闘争は、多くの人たちの闘いと一体となって、岸田政権が国葬に込めた狙いを打ち砕きました。この国葬反対の闘いは、労働運動を激しく分岐させたのです。
「戦争に賛成か・反対か」が、現実に戦争が始まっている今、すべての労働組合・労働者に問われています。労働組合のナショナルセンターである連合の芳野会長が安倍国葬に参加したことは、歴史的な事態です。芳野会長は連合傘下の多くの労働者・組合員が改憲・戦争に賛成し動員され、自ら率先して戦争に協力するように組織しようとしているのです。絶対に許してはなりません。
岸田政権は、アメリカのバイデン大統領と共に、中国への侵略戦争を、すでに決断しています。社会は、文字通り「戦時下」に突入しています。労働者民衆をめぐる階級情勢は、激変しました。この確認を、労働者階級を組織するための時代認識の土台に据えようではありませんか。
JR西日本は、本年9月1日から「副業」とは名ばかりの「自主退職・退職推進」制度である「サブキャリア制度」の導入を行い、10月1日からは広島に中国統括本部を発足させ、近畿統括本部の改編を強行しています。これこそがJR在来線4割廃止攻撃の核心であり、そのJR職場での現れです。
新自由主義が崩壊し、日米が中国への侵略戦争に突入する中で、大量解雇・大合理化と労働組合つぶしの攻撃が始まっています。その最先端の攻撃であるJR在来線4割廃止攻撃といかに闘うかの方針を鮮明にしなければなりません。「赤字ローカル線だから廃止」ではないということです。「戦争のために鉄道を廃線化」するのです。このJR在来線4割廃止攻撃―芸備線廃線化の正体を全労働者民衆に暴くことです。「こんな社会は根本から変えるしかない」という労働者民衆の怒りを組織しよう。そのためにこそ、闘う労働組合の登場が求められています。とことん自らの職場で闘うことにこだわりましょう!
このJRの攻撃が、JRだけでなく、全社会的な戦争国家体制づくりのとの闘いであることをハッキリさせよう。敵の攻撃の凶暴さは、強さの現れではなく、弱さの現れなのです。職場での組織拡大を実現しましょう!とりわけ青年労働者を組合に獲得しよう!
今日のJR芸備線廃止反対!三次集会の勝利から、来る11月6日の全国労働者総決起集会(東京 比谷公園・正午)に総力で結集しましょう!何としても1万人大結集を実現しよう!
2022年10月10日
広島・三次集会・デモ参加者一同
基調報告は以下のリンクからどうぞ。