2024年 03月 31日
芸備線再構築協議会粉砕!3・26ストライキ報告
広島で廃線協議会に抗議行動

全国初の廃線のための再構築協議会が3月26日、原爆ドーム直近のメルパルク広島で開かれた。JR西日本と沿線自治体、県警本部などが一堂に会し、JR現場労働者や沿線住民は排除して廃線を強行する暴挙だ。8・6広島暴処法弾圧と一体の、中国侵略戦争に向けた国家改造攻撃でもある。
同日、動労西日本の岡崎昭夫副委員長は午前9時から終業時までの指名ストライキに突入。協議会会場前には30人が結集し、降りしきる雨の中、「スト決行中」「再構築協議会やめろ」「戦争反対」の声を周辺に響かせた。多くの道行く労働者が雨にもかかわらずビラを受け取り、行動にエールを送った。

動労西日本の原田隆司委員長は、あらゆる廃線化に反対の声を上げようと訴えた。

岡崎副委員長は動労千葉や動労総連合水戸に連帯してストライキを貫徹する意思を示した。

山田和広書記長が3・17新見集会の報告を行い、動労西日本近畿支部は8・6広島暴処法弾圧を弾劾した。広島連帯ユニオンの宮原亮委員長、関西労働組合交流センターからの熱い連帯アピールが続いた。

協議会開始時刻の午前10時、参加者は「芸備線廃線絶対反対」と「スト決行中」の横断幕を掲げ、原爆ドームへ向かうデモに出た。「戦争反対!岸田打倒!再構築協議会をやめろ!」の訴えに激励の声が寄せられた。再構築協議会の第1回開催は廃線反対の怒りの声に直撃された。

