2013年 05月 30日
JRは尼崎事故の責任を取れ!中西執行委員労災認定裁判
2013年 05月 26日
本部情報84号発行~出向負担金制度をやめろ!~
https://dl.dropboxusercontent.com/u/20014389/honbujyoho84.pdf
本部情報84号 2013年5月26日発行
出向負担金制度をやめろ!
外注会社で働く労働者に
本体と同じ賃金を支払え!
JRと関連会社で働くすべての労働者のみなさん!
5月16日、動労西日本は、赤松賢一副委員長に対する強制出向を取り消させ、JR西日本本体への現職復帰の勝利を勝ちとった。
さらに動労西日本が要求していたレールテック労働者全体の未払い残業代の精算をも約束させたのだ。
「外注化・非正規化」粉砕へ闘う
動労西日本は、赤松副委員長の出向解除・現職復帰にとどまることなく、改めて「外注化・非正規化」粉砕まで闘いぬくことを宣言する。労働者全体を「雇用破壊」「賃金破壊」「安全崩壊」に叩き込む「外注化・非正規化」を、現場からの労働者の決起で粉砕しよう!
JR西日本は、3月13日に発表した「中期経営計画2017」で、全面外注化に突き進むことを明らかにしている。2008年策定の「安全基本計画」の下で、「外注化・非正規化」を推進してきたJR西日本は、今や、「超低賃金と長時間労働」の全面外注化に突き進もうというのだ。これは、同時に、安全の全面崩壊に行き着くものだ。
動労西日本は、これと全面的に対決し、JRと関連会社ではたらくすべての労働者と共に闘いぬく。共に闘おう!
本体の半分の賃金で長時間労働
JR西日本の主要な外注会社のレールテックでは、JR西日本の本務の半分の賃金しか支払われていない。それなのに本務以上の長時間労働を強制されているのだ。子ども・家族を持てないような低賃金と強労働がまかり通ってきたのだ。

JR西日本が「出向負担金」の名目で
レールテックから年10億円を搾り取る
このレールテックの現実をつくっている柱に「出向負担金制度」がある。
レールテックは、2005年4月に発足し、保線・土木の業務委託(外注化)で大きくなり、2012年4月現在1055人の労働者が働いている。このうち135人がJR西日本からの出向社員で、業務を担っている。
問題は、本体と同じ賃金水準になっているこの135人の賃金のすべてを、レールテックが「出向負担金」という名目で出していることだ。
年にしたら、約10億の金を、レールテックが払っているのだ。
さらに、レールテックからJRへの逆出向25人の賃金もJR西日本ではなく、レールテックが払っているのだ。
JR西日本はこの「出向負担金制度」で『吸血鬼』のように、レールテック労働者の生き血を吸っているのだ。
こうした悪辣(らつ)な制度をつくり、JR本体の半分の超賃金で労働者をこき使い、その「うわまえ」を吸い上げているのだ。絶対許せない。
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赤松副委員長の
沖縄青年集会での挨拶
●一つひとつの闘いの中身は、はらわたが煮えくり返りそうなことばかりだけど、でも敵である権力、資本のどんな攻撃にも俺たちは決して一人ではなく、ともに団結して闘えるんだってことが確認できたことがすばらしかった。
●強制出向からの復帰はJR西日本の敗北宣言であり動労西日本の勝利である。これは、動労西日本の13春闘が動労総連合と共に闘う仲間との団結により、ストライキを含む6波の春闘行動で勝ち取ったものであり、動労西日本のみならず労働者の勝利である。
●未払い残業代についてレールテックから回答を引き出した勝利。(中略)今度のことで、俺たち一人ひとりは共に闘う労働組合に結集して団結して闘わないと全てが奪われる現実があることと、労働組合の一員として結集して団結して闘って勝利するしかないんだってことが、レールテックの仲間によく確認してもらえたと思う。
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7年以上の強制出向を粉砕してJR西日本への原職復帰の勝利を報告する赤松賢一副委員長
(5月19日沖縄青年労働者交流集会)
JR西日本は出向負担金制度を
すべての外注会社に強制している
以上のことは、レールテックだけの現実では決してない。JR西日本は、すべての外注会社に強制していることだ。
外注会社の電気テック(Eテック)は、社員789人(2012年4月現在)の外注会社だが、社員の3人にひとりは、JR西日本からの出向社員だ。3分の1のJR西日本からの出向組に、Eテックは「出向負担金」として全額の賃金を支払っているのだ。他方、Eテックの労働者には、半分しか出していない(出せない)のだ。
全面外注化は出向=転籍
10割非正規化だ!
JR西日本の「中期経営計画2017」は、「グループ会社対応」を前提にして、展開されている計画だ。
JR東日本の検修全面外注化・駅の全面外注化のように、鉄道業務の一切を、外注会社に丸投げしようというのだ。
この行き着く先は「10割非正規化」だ。
いま安倍政権は「競争力会議」で「10割非正規化」「40歳定年制」を打ち出している。そのために「雇用の流動化」「限定正社員制度」の導入が叫ばれている。
JR西日本の全面外注化こそ「10割非正規化」の攻撃の先頭を行くものだ。
JR西日本は、すべての鉄道事業の労働者を、外注会社に出向させて、JR本体の業務をなくして、転籍させようとしている。すでにJR東日本の検修全面外注化では、それが全面的に明らかになっているのだ。
いまこそ、JR本体、外注会社を問わず「外注化・非正規化」粉砕に立ち上がるべきときが来ている。
すべてのみなさん! 動労西日本に結集して共に闘おう!

4月25日尼崎事故8周年のその日にストライキに決起した動労西日本・赤松賢一副委員長。こうした闘いが、7年以上の強制出向を粉砕する力になった(4月25日JR西日本大阪支社前でスト宣言する赤松副委員長)
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動労西日本組合規約抜粋(2013年1月20日改正)
第3条 この組合は日本国有鉄道の承継法人たる、西日本旅客鉄道株式会社
を中心に、東海旅客鉄道株式会社、四国旅客鉄道株式会社、九州旅客鉄道株
式会社及び同エリア内に存する日本貨物鉄道株式会社並びにそれらの関連企
業の労働者で組織する。(職種・雇用形態は問わない)
但し、前記以外の労働者であっても執行委員会の決議をもって組合員となる
ことができる。
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(動労西日本・連絡先)
本部書記局:広島市東区光町1-7-15-208/携帯(090)7371-3107[野口照生]
メール:dwh-west1715208@docomo.ne.jp
岡山連絡所:岡山市北区岩田町6-11/携帯(090)1325-0414[書記長・山田和広]
メール:doro-nishi@ezweb.ne.jp(携帯からのメールのみ受信)
パソコンメール:doro.nishi@gmail.com(パソコンからはこちらへ)
近畿支部(準備会):大阪市西成区山王1-1-10-807/携帯(090)8120-9007[樫村厚]
メール:fc.barca@ezweb.ne.jp
動労西日本ブログ=http://doronishi.exblog.jp/(携帯・パソコン共通)
最新の動労西日本情報は、動労西日本ブログを見てください。
2013年 05月 21日
本部情報83号発行~赤松副委員長の強制出向粉砕・JRへの復帰を ストライキで闘いとった!!
https://dl.dropboxusercontent.com/u/20014389/honbujyoho83.pdf
本部情報83号 2013年5月19日発行
赤松賢一副委員長の強制出向粉砕・JR西日本への復帰をストライキで闘いとった!!
動労西日本に結集し「外注化・非正規化」粉砕へ
JRで働く労働者のみなさん!
動労西日本は、赤松賢一副委員長に対する強制出向を取り消させ、JR西日本本体への現職復帰の大勝利を勝ちとりました。JR労働運動の歴史をぬりかえる空前のすばらしい勝利だ。
5月16日、JR西日本は、6月1日付け「事前通知書」を、動労西日本・赤松副委員長に「事前通知書」を交付してきた。「(レールテックへの)出向を免ずる」「近畿統括本部大阪土木技術センター施設管理係を命じる」という内容だ。これは、動労西日本と赤松副委員長の「強制出向をやめろ。JR西日本土木技術センターに戻せ」という要求を全面的に認めさせたのだ。
さらに動労西日本が要求していたレールテック労働者全体の未払い残業代の精算をも約束させたのだ。

ストライキの決意を述べる赤松賢一副委員長(4月25日第2波スト JR大阪支社前)
ストライキで闘いぬいて勝利
これはなによりも、動労西日本という小さな労働組合が、巨大な資本であるJR西日本と真っ向から闘いを挑み、2波のストライキを打ち抜き勝ちとった勝利だ。
労働組合が労働者を信頼して団結して本気で闘えば勝利することができることを示したのだ。
動労西日本以外のJR西日本のすべての労働組合は「資本と闘っても勝てない」と資本の奴隷に成り下がってきた。就業規則の中身をそのまま協約にした「総合労働協約」を結び、尼崎事故では、事故責任を追及するどころか、JR西日本を支える「労使安全会議」に参加し、さらにはJR西日本の外注化・非正規化の片棒を担いできたのだ。
動労西日本は、奴隷協約を拒否し、「資本と労働組合は非和解だ」と闘う立場を貫いてきた。「国鉄・分割民営化絶対反対、外注化・非正規化絶対反対」を掲げ、反合理化・運転保安闘争路線で闘ってきた。こうした動労千葉を先頭とする動労総連合の立場と路線の勝利である。
外注化・非正規化は粉砕できる
さらにJR西日本の外注化の柱のひとつである、外注会社への強制出向攻撃を、粉砕したことは、決定的である。
「長時間労働と低賃金(レールテック労働者の賃金はJR本体の約半分!)」を強制し、事故責任を現場に押しつけるために、JR西日本は、外注化・非正規化を全面的にやろうとしてきた。
こんな外注化・非正規化を認める労働者など誰もいない。職場には、外注化・非正規化への労働者の怒りが渦巻いているのだ。動労西日本は、ここに確信を持って闘い、現場労働者の怒りと結びついて、2波のストライキを闘いぬいた。「こんな賃金では子どもも持てない」という根底からの怒りを体現して闘ったのだ。
JR西日本は、動労西日本の赤松副委員長の闘いがレールテック労働者の反乱になりかねないと恐怖し、労働組合の「完全勝利」になるJR西日本本体に復帰させたのだ。
外注化・非正規化こそJR西日本の最大の弱点であり、労働者の反乱の水路なのだ。
闘う労働組合に結集しよう
赤松副委員長は、昨年8月24日に「外注化・非正規化」粉砕を決意して動労西日本に結集した。
JRに就職して以来7年以上の強制出向を強いられ、外注化・非正規化の許し難い現実、労働者がまともに生きていけないを現実を経験してきたからだ。
今年2月16日には、JR西日本に在籍している日数より出向日数が、多くなるという事態になった。
動労西日本は、赤松副委員長のこの怒りを共有して、何としてもこれを転覆すると決意して闘いぬいてきた。この労働組合の団結こそ、いかなる困難も打ち破って、労働者の未来を切り拓くものだ。
JR西日本「中期計画2017」は労働者の現在と未来を奪うものだ。「全面外注化・10割非正規化」に進もうというのだ。
労働組合が本気で闘えば勝利することができる。動労西日本は、今回の勝利を突破口にして、「外注化・非正規化」粉砕、JR体制打倒まで闘うものである。
すべての仲間のみなさん!
動労西日本に結集して未来を開こう。
中西労災裁判闘争
第3回口頭審理に結集しよう!
5月30日(木)13時30分
大阪地裁608号法廷
原告準備書面を提出し、全面的激突局面に突入
原告である中西剛動労西日本執行委員は、原告第1準備書面を5月10日に、大阪地裁に提出した。
①尼崎事故は国鉄・分割民営化の必然的帰結であり、JR西日本がその一切の責任をとるべきである。そして中西組合員の労災を認めるべきである。②労基署の調査はJRの現実を全く見ないで、意図的にJR西日本を擁護するものである。③現行の労災制度は、新自由主義がもたらした精神的肉体的な労働者の酷使の現実を全く無視する制度であり、労災切り捨て制度でしかない。この制度そのものがただされるべきである等々の内容だ。被告である国の主張に全面的に対決するものだ。
中西労災裁判に結集し新自由主義の労働者切り捨てと闘おう!

「尼崎事故弾劾!JR西日本は労災を認めろ」と四条畷駅で4月14日ストライキに決起した中西剛組合員
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動労西日本組合規約抜粋(2013年1月20日改正)
第3条 この組合は日本国有鉄道の承継法人たる、西日本旅客鉄道株式会社
を中心に、東海旅客鉄道株式会社、四国旅客鉄道株式会社、九州旅客鉄道株
式会社及び同エリア内に存する日本貨物鉄道株式会社並びにそれらの関連企
業の労働者で組織する。(職種・雇用形態は問わない)
但し、前記以外の労働者であっても執行委員会の決議をもって組合員となる
ことができる。
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2013年 05月 20日
2013年沖縄闘争3日目(5月20日)
今日は朝より、名護市・辺野古の浜での現地集会に参加しました。



フェンス前で記念撮影

その後、名護市内でのデモに参加しました。
名護市役所前でデモ前の集会の様子



デモ前のシュプレヒコール


デモに出発するぞ!





名護市内を進むデモ隊



デモ貫徹!

最後に記念撮影

2013年 05月 19日
2013年沖縄闘争2日目(5月19日)

普天間基地見学
奥では多数のオスプレイ(MV22型機)が駐機している。

「復帰41年 5.15平和とくらしを守る県民大会」に参加

夜からは、「オキナワとヒロシマを結ぶ全国青年労働者交流集会 in Okinawa」に参加しました。



動労西日本青年部からは、赤松副委員長が発言

<発言要旨>
(1)強制出向からの復帰は、JR西日本の敗北宣言であり、動労西日本の勝利であ
る。これは、動労西日本の13春闘が動労総連合と共に闘う仲間との団結により、スト
ライキを含む6波の春闘行動で勝ち取ったものであり、動労総連合のみならず労働者階級の勝
利である。
(2)未払い残業代について、レールテックから回答を引き出し勝利した。俺の場合
は、JR西日本の人事からの事前通知書(出向解除)のときにも説明があったけど、レー
ルテックの人たちには現場長から各社員一人ひとり個別に説明させて、今月の給与
支払いの時に一緒に支払いを約束させた。闘う労働組合動労西日本として
レールテックに申し入れしたことにより、資本に勝利した。
今度のことで、俺たち一人ひとりは共に闘う労働組合に結集して団結して闘わな
いと全てが奪われる現実があることと、労働組合の一員として結集して団結して
闘って勝利するしかないんだってことが、レールテックの仲間によく確認してもら
えたと思う。
2013年 05月 18日
2013年沖縄闘争1日目(5月18日)
2013年 05月 16日
山田書記長解雇撤回、中労委相手の裁判
2013年 05月 01日
5・1広島メーデー写真報告
2013年 05月 01日