2024年 07月 10日
本部情報7月4日付け~戦争のための労働法制の大改悪を許すな!7月14日国鉄闘争勝利全国集会に集まろう!
2024年 04月 23日
4・21尼崎事故弾劾!総決起集会を開催し、事故現場までデモ行進しました。
【1】尼崎事故を繰り返すな!ローカル線廃止許すな!闘う労働組合をよみがえらせよう
2005年4月25日、JR西日本は、107人の乗員・乗客の命を一瞬のうちに奪う最悪の列車脱線転覆事故を起こしました。尼崎事故は国鉄分割・民営化が引き起こしました。安全無視の合理化・人員削減、悪名高き日勤教育が事故の原因です。しかし、JR西日本は、一貫して〈事故は不可抗力だった〉と開き直り、企業としての責任を認めていません。絶対に許せません。
JR西日本は、今、各支社の近畿・中国統括本部への広域統合よる大合理化によって、現場のことを分かっているべテラン労働者の人員削減を進めています。その一方で、若手社員が大量に辞めています。そのためにJRの各職場は、集中豪雨や積雪、人身事故、システムダウンへの対応ができす長時間の運転中止がひん発しています。重大事故がいつ起こってもおかしくない。
「尼崎事故を繰り返すな!ローカル線廃止許すな!戦争絶対反対!生きさせろ!」は、階級的労働運動の生命線となるスローガンです。
国とJR資本が、労働組合つぶしに血道をあげ、安全をないがしろにした行き着いた先に尼崎事故はありました。尼崎事故の責任を一切認めようとしない国とJR資本が、今「日本を守れ」と戦争を起こそうとしている。こんな連中が、労働者の命や生活を守るわけがありません。
いまこそ、尼崎事故を繰り返さない反合理化・運転保安闘争を貫きましょう! 戦争絶対反対の闘いを貫きましょう。
【2】4月10日の日米首脳会談で世の中は戦争体制に大転換した
日本政府は、日米首脳会談をもって中国侵略戦争体制を具体的に構築し、いつでも中国侵略戦争を発動できるように大転換しました。陸海空自衛隊を一本化し、自衛隊が米軍の指揮下に入るのです。日本が戦争をやる主体になり、自衛隊が先頭に立って突撃部隊になります。日米安保を要にして、日米韓、日米比、日米豪印の同盟が強化されています。日本で反戦闘争を爆発させれば対中国戦争のすべての同盟をぶっとばすことができます。
地方自治法改正案が2月に閣議決定され、国会に上程されようとしています。その核心は、「国民の安全に重大な影響を与える事態が発生し、又は発生するおそれがある場合」に、国が自治体に「指示」をできるようにしようとしていることです。
その中で岸田政権は、辺野古基地建設強行のために地方自治法の代執行を戦後初めて発動し、今年1月10日には埋め立て着工を抜き打ちで強行しました。しかしここまで4年もかかったため、地方自治法そのものを改悪して「国の指示権」を創設しようとしているのです。
【4】JR芸備線廃線を絶対に許さない! 生きる手段を奪うな!
3月26日にメルパルク広島で開催が強行された芸備線再構築協議会は「次世代交通を検討する」というようなスマートな代物ではありません。戦争遂行の国の施策を地方自治体に飲ませるための国家とJR資本が結託した暴力装置です。
JR資本は、地方自治体の反対をつぶす国の先兵になっています。戦争動員の突撃隊であり、極悪の戦争推進会社です。国鉄分割・民営化を進めた葛西敬之(かさいよしゆき)は、安倍政権時代の安保法制懇の中心メンバーで、ゴリゴリの反共産主義右翼、戦争推進論者でした。今、JR貨物は「民間が軍事輸送をやれないのなら、輸送船を建造して軍事輸送をやる」と鉄道・船舶両方の軍事輸送をやろうとしています。
岸田もJRも地方のことなど何も考えていない。「自分たちで何とかしろ」というだけだ。こんな連中に天下国家を語る資格はない。労働者の仕事への誇りや家族や同僚を大切にしたいという思いを踏みつけにして、ローカル線廃止進める岸田政権とJR資本の結託体制を打ち倒して、労働者が社会の主人公となる社会をつくろう。労働組合と地域住民の団結で芸備線廃線を阻止しよう。
【5】ストライキの嵐を巻き起こそう
動労千葉は、3月ダイヤ改定阻止の3・15~16ストライキに渾身の決起を組合あげて打ち抜きました。動労西日本は、JR芸備線廃線のための再構築協議会の開催に反対して3月26日、岡崎副委員長の指名ストライキを貫徹しました。翌3月27日には関西合同労組恭誠社分会がストライキに決起し、日教組奈良市が奈良市役所前スタンディング・反戦春闘行動に総決起した。さらに4月10日、高槻医療福祉労働組合が戦争協力を拒否し、60才定年延長の要求などを掲げ、生きさせろとストライキに決起しました。
さらに特筆すべきは沖縄における労働組合の闘いです。アメリカ駆逐艦「ラファエル」入港に反対して、全港湾沖縄地本八重山部会は3月11日にストライキを闘いました。右翼やマスコミによるバッシング、石垣市議会で自民党・公明党によるストライキ中止勧告案が提出される中で、その反動を打ち破ってストライキを貫徹したのです。
うるま市では沖縄コールセンター労働組合が、資本による富田委員長解雇攻撃を打ち破り、仲宗根新委員長体制を確立しました。ミサイル配備や自衛隊新基地建設が進むうるま市勝連地区のど真ん中に、闘いの旗が打ち立てられたのです。演習場は工事計画撤回に追い込まれました。「闘えば勝てる」時代です。この闘いの先頭に国鉄闘争が立とうではありませんか。
以上
2024年 04月 10日
4・21尼崎事故弾劾!総決起集会ビラ
2024年 03月 31日
芸備線再構築協議会粉砕!3・26ストライキ報告
広島で廃線協議会に抗議行動
全国初の廃線のための再構築協議会が3月26日、原爆ドーム直近のメルパルク広島で開かれた。JR西日本と沿線自治体、県警本部などが一堂に会し、JR現場労働者や沿線住民は排除して廃線を強行する暴挙だ。8・6広島暴処法弾圧と一体の、中国侵略戦争に向けた国家改造攻撃でもある。
同日、動労西日本の岡崎昭夫副委員長は午前9時から終業時までの指名ストライキに突入。協議会会場前には30人が結集し、降りしきる雨の中、「スト決行中」「再構築協議会やめろ」「戦争反対」の声を周辺に響かせた。多くの道行く労働者が雨にもかかわらずビラを受け取り、行動にエールを送った。
動労西日本の原田隆司委員長は、あらゆる廃線化に反対の声を上げようと訴えた。
岡崎副委員長は動労千葉や動労総連合水戸に連帯してストライキを貫徹する意思を示した。
山田和広書記長が3・17新見集会の報告を行い、動労西日本近畿支部は8・6広島暴処法弾圧を弾劾した。広島連帯ユニオンの宮原亮委員長、関西労働組合交流センターからの熱い連帯アピールが続いた。
協議会開始時刻の午前10時、参加者は「芸備線廃線絶対反対」と「スト決行中」の横断幕を掲げ、原爆ドームへ向かうデモに出た。「戦争反対!岸田打倒!再構築協議会をやめろ!」の訴えに激励の声が寄せられた。再構築協議会の第1回開催は廃線反対の怒りの声に直撃された。
2024年 03月 31日
芸備線廃止反対!3・17新見集会&デモ報告
新見現地で集会とデモ
3月17日、JR芸備線の岡山県側の終着駅(備中神代駅)のある新見市で、芸備線廃止絶対反対集会を開催し、西日本各地から100人が結集した。
集会冒頭、動労西日本の原田隆司委員長が廃線のための再構築協議会阻止のストライキに立つと表明した。
動労総連合・九州の羽廣憲委員長、広島大学学生自治会の太田蒼真委員長、関西労組交流センター、高松琴平電鉄労組の組合員、自治労倉敷の百本副委員長が発言し、「芸備線を廃止するな!生きる手段を奪うな!地方を破壊するな!戦争をやめろ!」と声を上げた。
集会後、新見駅を一周するデモに出た。沿道や河川敷から手を振る人、車の窓を開けて声援を送る人の姿も見られ、大きな反響を呼んだ。事前の街頭宣伝でも、「新見市民はみんな芸備線廃線に反対だよ」と芸備線廃線反対署名を寄せてくれたり、「ありがとうございます」と声をかけてくるなど、廃線阻止の闘いを求める人々の思いが示された。
動労西日本は芸備線廃線反対を掲げ、地域住民との団結を求め、広島県三次市で3回の集会を取り組んできた。3月6日にはJR西日本本社に710筆の芸備線廃線反対署名を提出した。この闘いの上に、新見市で地方の住民を抹殺する廃線攻撃への怒りをたたきつけた。